綾瀬はるか&西島秀俊、再び“最強の夫婦”に! 「奥様は、取り扱い注意」映画化決定
2019年10月16日 20:05
[映画.com ニュース] 綾瀬はるかと西島秀俊が“最強の夫婦”を演じたドラマ「奥様は、取り扱い注意」の映画化が決定。ドラマ版最終回で話題を呼んだ“史上最強の夫婦喧嘩”のその後を描いており、2020年6月に全国東宝系で公開されることがわかった。
直木賞作家・金城一紀氏が原案・脚本を担当したドラマ版は、17年10~12月に日本テレビ系列で放送され、平均視聴率12.7%、最高視聴率14.5%を記録。第10回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第95回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では主演女優賞を獲得している。綾瀬は、元特殊工作員であることを隠しながら、次々とトラブルを解決していく主婦・伊佐山菜美、西島は公安のエリートであることを秘密にしながら、菜美と結婚し、生活をともにしていた伊佐山勇輝を演じた。
勇輝が帰宅した菜美に拳銃を突きつける衝撃的なシーンで幕を閉じたドラマ版の最終回。SNS上では「え? 菜美が撃たれたってこと?」「びっくりしすぎて展開に頭がついていかない…」という感想が相次ぎ、「続きはどうなるのー!?」「殺したように見せかけて2人でまたどこかに逃げる…と信じたい!」とその後の展開に期待が高まっていた。劇場版では、綾瀬と西島のアクションがスケールアップするだけでなく、ポルトガルでのロケも敢行。未発表ではあるが、豪華な新キャストも加わるようだ。
綾瀬は「ドラマでは『続きがどうなるんだろう』と気になっていたので、映画化されると聞いてとても嬉しかったです!」と視聴者と同じ思いを抱いていたようだ。再タッグとなった西島について「約2年ぶりの再会でしたが、そんなに変わっていなかったです(笑)。ドラマでは菜美が住んでいる街の中で起こる、主婦たちの事件を解決していましたが、映画ではストーリーがスケールアップしています。夫婦の絆や形にも注目して頂きたいですし、アクションも見ごたえのある作品になっていると思いますので、楽しみにしていてください!」と語っている。
「ドラマの最終回放送後に、『この後、どうなるの?』とよく聞かれていました」と明かした西島。「現場でも『映画化できたらいいね』と話していたので、すごく嬉しいです。映画撮影初日が勢いのあるアクションシーンだったので、約2年ぶりの現場でしたが、スムーズに役に入れたと思います。映画では国の問題を解決するストーリーでスケールが大きくなっていますし、屈強な敵を菜美がバタバタと倒していく爽快感も楽しみにして頂ければと思います」とコメントを寄せている。
映画「奥様は、取り扱い注意」は、「カイジ ファイナルゲーム」「映画 ST赤と白の捜査ファイル」の佐藤東弥監督がメガホンをとり、「心が叫びたがってるんだ。」「オオカミ少女と黒王子」のまなべゆきこが脚本を担当。20年6月から全国東宝系で公開。