俳優陣の発案で脚本大幅変更!?「ハミングバード・プロジェクト」監督が明かす秘話
2019年10月5日 07:00

[映画.com ニュース] 株取引でばく大な利益を得るため奔走した人々の実話を描く「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」(公開中)でメガホンをとったキム・グエン監督のインタビュー映像を、映画.comが入手した。
本作は、株式の高頻度取引(ミリ秒単位の高速で株の売買を行うシステム)に絶対的勝利をもたらすため、カンザス州からニューヨークまでの約1600キロを一直線のネットワークでつなぎ、0.001秒の時間短縮を目指した男たちを描く。「ソーシャル・ネットワーク」「グランド・イリュージョン」シリーズのジェシー・アイゼンバーグがプロジェクトを発案するヴィンセント、その相棒となるアントンを「ターザン:REBORN」のアレクサンダー・スカルスガルドが演じた。

高頻度取引に魅了されたというグエン監督は、インタビュー冒頭「金融市場で最も重要なのは、会社や商品の価値ではなく、どれだけ速く取引を行えるかという概念だ」と熱く語る。
撮影ではキャストのアイゼンバーグ、スカルスガルド、サルマ・ハエックと脚本について話し合うことがあったといい、「彼らは映画にそれぞれのアイデアをもたらしてくれた。感動したのは、話し合っている瞬間にそれぞれの役の声が聞こえたこと。その後、脚本を大幅に書き直していったよ」と、3人の意見をもとに、ときにはシーンの半分を書き直したことを明かした。
インタビュー映像ではそのほか、撮影を担当したニコラ・ボルデュクについてや、現在の金融システムへの思いも語っている。
(C)2018 Earthlings Productions Inc./Belga Productions
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント