トロント観客賞「ジョジョ・ラビット」20年1月公開 豪華キャスト勢揃いのポスター完成
2019年9月30日 10:10

[映画.com ニュース]第44回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞に輝いた、タイカ・ワイティティ監督作「ジョジョ・ラビット」が2020年1月17日に日本で公開されることが決定。あわせてお披露目されたポスタービジュアルには、主人公の少年ジョジョ役のローマン・グリフィン・デイビス、ジョジョの“空想上の友だち”アドルフ・ヒトラー役で出演も果たしたワイティティ監督をはじめ、スカーレット・ヨハンソン、トーマサイン・マッケンジー、サム・ロックウェル、レベル・ウィルソンらハリウッドを代表する豪華俳優陣が集結している。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」を手掛け、独特のセンスと創造力で人気を集めるワイティティ監督と、4度のアカデミー賞作品賞に輝き、今年で創立25周年を迎えるFOXサーチライト・ピクチャーズがタッグを組む本作。第2次世界大戦中のドイツを舞台に、戦時下で生きる人々の喜びと人生の真実を、弾けるユーモアとともに描き出す。アカデミー賞の前哨戦と言われるトロント国際映画祭の観客賞受賞により、賞レースの最前線に躍り出た。
心優しい10歳の少年ジョジョ(デイビス)は、空想上の友だちであるアドルフ(ワイティティ)の助けを借りながら、青少年集団「ヒトラーユーゲント」で、立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、訓練でウサギを殺すことができず、教官から“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられてしまう。ある日ジョジョは、母親ロージー(ヨハンソン)とふたりで暮らす家の片隅に小さな部屋を発見し、ユダヤ人の少女(マッケンジー)がこっそりと匿われていることに気付く。頼りとなるのは、ちょっぴり皮肉屋で口うるさいアドルフだけ――臆病なジョジョの生活が、少しずつ変わろうとしていた。
ポスターには、どこか勇ましい表情のジョジョが切り取られている。周囲には、“ジョジョ・ラビット”というあだ名にちなみ、ジョジョにウサギの耳を生やすようにピースサインをするアドルフ、ロージー、横柄なクレツェンドルフ大尉(ロックウェル)らが勢揃い。街中に貼られた戦争当時のポスターを彷ふつとさせるレトロなデザインから、ワイティティ監督ならではの遊び心とセンスが感じられるビジュアルとなった。
ユーモアたっぷりな作風で、現代への力強いメッセージをこめた物語を紡いだワイティティ監督は、「私は『ジョジョ・ラビット』のユーモアが新しい世代の絆となってほしいと願うよ。私たちの子どもたちが耳をそばだて、学び、まとまって未来へと進むことができるよう、新しい世代のために第2次世界大戦の恐ろしさを繰り返し語る、新しく斬新な方法を見つけ続けることが重要だと思うんだ。今こそこの物語が語られるべきだと思う。後からあの時伝えておくべきだった、と後悔しないためにね」とコメントを寄せた。
「ジョジョ・ラビット」は、20年1月17日から全国で公開。なお、第32回東京国際映画祭(10月28日~11月5日)の特別招待作品として、プレミア上映されることも決定した。

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