伊藤健太郎、主演作「惡の華」は「最高ですよね!」 共演した玉城ティナはやっぱり怖い?
2019年9月28日 20:33

[映画.com ニュース]俳優の伊藤健太郎が9月28日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた主演作「惡の華」の公開記念舞台挨拶に登壇した。構想8年を経て完成した作品に主演し「僕がこの世界に飛び込んで8年くらいですから、その頃から動いていた作品と思うと感慨深い」としみじみ語った。
ボードレールの詩集「惡の華」を心の支えに、山深い地方都市で息苦しい日常をおくる中学2年生の春日高男(伊藤)と、高男の弱みを握るクラスの問題児・仲村佐和の常軌を逸した主従関係を描く。累計発行部数300万部を記録し、テレビアニメ化もされた同名コミックを映画化。9月27日に全国117スクリーンで封切られた。
本作で悩める中学2年生を演じ「今までやったことがない役柄で、僕にとっても、役者を続けるうえでの大きなものになると思った。プレッシャーよりも喜びがあり、僕にやれることを全部やりきった」と手応え十分。「最高ですよね! 最高でした。絶対に誰かの背中を押す、すてきな作品になっている」と誇らしげだった。
舞台挨拶には伊藤をはじめ、仲村役の玉城ティナ、飯豊まりえ、秋田汐梨、井口昇監督(「片腕マシンガール」)、原作者の押見修造氏が登壇した。撮影当時15歳だった秋田が「皆さんのオーラとパワーがすごいので、恐れ多くて相談したり、お話もできなかった」と明かすと、玉城は「えっ、なんで?」。すかさず、伊藤は「ほら、怖いんだよ、やっぱり」と笑いを誘った。
押見氏は「原作の魂をすべて継承していただいた。原作者としてうれしい映画化で、自分にとっても血となり、肉となる大事な映画」と太鼓判。長年にわたり映画化にたずさわった井口監督は「ありがたい言葉。胸がいっぱいです」と感無量の面持ちで、「自分は居場所のない青春時代を過ごしたので、今、同じように思っている人の救いになればいいなと思う」と作品にこめた強い思いを語っていた。
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