3年ぶり来日のギャスパー・ノエ「安全ベルトを締めて」 R18最新作「CLIMAX」をアピール
2019年9月11日 20:15

[映画.com ニュース]約3年ぶりの来日を果たしたギャスパー・ノエ監督が9月11日、都内で行われた最新作「CLIMAX クライマックス」のジャパンプレミアに出席。第71回カンヌ国際映画祭監督週間で賛否両論を巻き起こし、芸術映画賞に輝いた本作を「刺激がいっぱいだから、しっかり、安全ベルトを締めて楽しんで」とアピールした。
「アレックス」「エンター・ザ・ボイド」「LOVE3D」といった実験的なフィルモグラフィーで、コアな映画ファンを熱狂させるノエ監督の最新作は、1996年を舞台に、ドラッグが混入した酒を飲んだダンサーたちが繰り広げる“狂乱の一夜”を鮮烈に映し出す。持ち味の過激な描写は健在で、日本ではR18+指定となっており「本来なら、思春期の人たちに見てほしいんだ。いかにアルコールが有害か、知ってほしいからね(笑)。もちろん、アルコールには良い面もあるけど、最終的に不幸な結末をもたらすのも事実だからね」と話していた。
代表作である「エンター・ザ・ボイド」は日本が舞台になっており、「東京は本当に愛すべき都市だ。東京で映画を撮るチャンスにめぐり合えるなんて、思っていなかったし、すばらしい体験だった。日本独自の仕事の流儀にも魅了された」と回想。写真撮影の際には、会場に流れるBGMに合わせて、踊りだす場面も。客席通路でサインに応じるなど、ファンサービスにも積極的だった。
「CLIMAX クライマックス」は、11月1日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開。R18+指定。
(C)2018 RECTANGLE PRODUCTIONS-WILD BUNCH-LES CINEMAS DE LA ZONE-ESKWAD-KNM-ARTE FRANCE CINEMA-ARTEMIS PRODUCTIONS
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー