LOVE 3D
劇場公開日 2016年4月1日
解説
「アレックス」「エンター・ザ・ボイド」の鬼才ギャスパー・ノエが、若者たちの情熱的な愛を大胆な性描写を交えながら3D映像で描き、カンヌ国際映画祭で物議を醸した異色のラブストーリー。1月1日の早朝。若い妻と2歳の子どもと暮らすマーフィーのもとに、元恋人エレクトラの母親から留守番電話が入る。エレクトラはずっと行方不明のままで、母親は彼女から連絡がないか知りたがっているのだ。外で雨が降りしきる中、アパートにいるマーフィーはエレクトラとの駆け引きに満ちた濃密な2年間を思い返していく。カール・グルスマン、アオミ・ムヨック、クララ・クリスティンら新人俳優たちが体当たりで役を演じきった。
2015年製作/135分/R18+/フランス・ベルギー合作
原題:Love
配給:クロックワークス
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2020年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
「アレックス」ではレイプの一部始終を描き、「エンター・ザ・ボイド」では麻薬常習者の幽体離脱を終始一人称で追う等、常に映画の常識を打ち破ってきたギャスパー・ノエ。しかし、本作は過去のどの作品よりも打ち破ろうとした壁は明確だ。全編に渡ってセックスの詳細を描き続けることで、昨今の映画が当たり前のように用いてきた、"そこは適当にスルーする"という悪しき習慣に疑問符を呈しているのだ。男女が関を切ったようにキスし合い、もどかしそうに服を脱ぎ合い、ベッドに倒れ込んだ後、肝心の部分はスルーして、満足したような、あるいは欲求不満の表情でシーツに包まるという、体のいい中抜きにノエは怒り心頭なのだ。するとどうだろう!?過剰なセックス描写があらゆる心理描写にも増して恋愛の本質に迫って、観客に予期せぬ感動をもたらしてくれるではないか!?3Dという徹底したこだわりには、やはり通常のハリウッド映画にはないフランスのエスプリと、創作の自由が感じられる。
2020年4月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
映像が美しくて引き込まれる。芸術的。劇中で流れる音楽や使い方も相変わらず素晴らしい。流石ギャスパー・ノエ。センスがズバ抜けて良すぎて毎作毎作本当に驚かされる。内容はノエ監督にしては比較的ソフト。
自分の世界観から絶対にブレることのない映画監督。しかもその世界観はノエ監督にしか表現できない唯一無二の世界観。一度ノエ監督の世界観にハマってしまえば、どの作品もハマり中毒になる。そして毎作毎作期待通りを超え、それ以上のモノを魅せてくれるのだからファンにとっては最高の映画監督。こんなにも信頼出来る監督は中々いない。劇場で観なかったことを凄く後悔。
ちゃんとピンク映画を見たの初めてな気がする。
ちょっと長いけど、ストーリーは500日のサマー、ビフォアシリーズ、ブルーバレンタインなどに似てて普通に良い映画だと思った。
セックスシーンで流れるピンクフロイドのようなギターが痺れる。
2018年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
・浮気男マーフィーとアブノーマル女エレクトラの性探険隊
・どのAVよりもポルノな作品、え、ガチファックしてるやん
・冒頭でいきなり手コキ&手マン
・ひとつのカップルの出会いからラブラブ期を経て性生活がエスカレートして3Pをした相手に子供ができ彼女は去るのを時系列がさかのぼって見せる
・アナルセックス→野外プレイ→ハプニングバー→ニューハーフ→3P
・彼の息子がギャスパーで、彼女の元カレがノエてw
・9-ファック、2-3P(ニューハーフ含む)、1-乱交、2-シックスナイン、4-手コキ
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