マット・デイモン主演の新作スリラー、賞レース狙いの20年11月全米公開
2019年9月9日 11:00
[映画.com ニュース] 「スポットライト 世紀のスクープ」のトム・マッカーシーが監督、マット・デイモンが主演するタイトル未定の新作スリラーが、賞レースを視野に入れた2020年11月6日からアメリカで限定公開されることが明らかになった。11月13日から拡大公開される。
米バラエティによれば、これまで「Stillwater」の仮タイトルがついていた本作は、米オクラホマの石油採掘場で働く作業員(デイモン)が、疎遠になっていた娘(アビゲイル・ブレスリン)が殺人罪で投獄されたと知って仏マルセイユに向かい、言葉や文化、法律の壁と闘いながら、無実を主張する娘を連れて帰ろうとする。
脚本は「ディーパンの闘い」のトマ・ビデガン&ノエ・ドゥブレが、マッカーシーと共同で執筆。社会派映画を専門とするパーティシパント・メディアがアンブリン・パートナーズと共同で製作し、フォーカス・フィーチャーズが北米配給、ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルが世界配給を手がける。
パーティシパント・メディア製作、マッカーシー監督・共同脚本の「スポットライト 世紀のスクープ」(2015)は新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を描いた実録ドラマで、アカデミー賞作品賞を受賞し、マッカーシーとジョシュ・シンガーはアカデミー賞脚本賞を受賞した。