瀧内公美、濃密な性愛描く「火口のふたり」 現場は「笑いが絶えなかった」
2019年9月3日 13:00

[映画.com ニュース] 直木賞作家・白石一文の小説を映画化した「火口のふたり」の女性限定上映会が9月2日、東京・新宿武蔵野館で行われ、本作で体当たりの演技を披露している女優・瀧内公美が出席した。
荒井晴彦が3度目のメガホンをとり、脚本も手がけた本作。東日本大震災から7年目の夏を舞台に、妻も仕事も失った永原賢治と、別の男性との結婚を控える佐藤直子が久々の再会を機に抑えきれない衝動のまま、かつてのように体を重ね合う。賢治を演じるのは、俳優の柄本佑。直子役の瀧内とともに、濃密な性愛シーンに果敢に挑み、R18+指定となった。
撮影を振り返り「笑顔が絶えない現場。優しいというか、温かな空気が流れていた」。“笑い”の理由は、柄本の秋田弁だったといい「どうしても笑ってしまって(笑)。いざ、本番になり、顔を見るとやっぱり笑っちゃう」と舞台裏を明かした。一方、ふたりの別れを示唆するシーンでは「これが最後だと思うと、つらくて、切なくて、涙が止まらなかった。でも、荒井さんは『泣かずに、幸せそうな顔をしてくれ』って言うので」と役柄を超えた葛藤を打ち明けた。
本作のテーマは「本能のままに生きる」だと断言し、「自分の気持ちを大切にすること。それは社会の中で生きる上で、難しいですけど、それでも自分を貫く気持ちの強さが、何かを動かすのかな」と話していた。先月24日に行われた公開記念舞台挨拶の場で、荒井監督は「上映中寝ていてもいいから、3回は劇場に来て」と笑いを誘ったが、この日の瀧内は「監督はああ言ってましたが、ぜひ寝ないで3回見てください」とアピールしていた。
(C)2019「火口のふたり」製作委員会
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