玉城ティナ、カメラが回っていなくても“完全憑依”「惡の華」メイキング写真入手
2019年8月31日 12:00

[映画.com ニュース] 累計発行部数300万部を突破した押見修造氏の漫画を実写映画化する「惡の華」のメイキング写真を、映画.comが先行入手した。メガホンをとった井口昇監督とともに、座長を務める伊藤健太郎、共演の玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえが、作品の完成に向けて奮闘している姿をとらえている。
“絶望”をテーマに主人公の鬱屈とした青春を紡いだ同名漫画を、井口監督のメガホン、岡田麿里の脚本で実写化。詩集「惡の華」への憧れを抱える中学2年生の春日高男(伊藤)は、ある日クラスのマドンナ・佐伯奈々子(秋田)の体操着を見つける。誰もいない放課後の教室。胸の高鳴りを抑えきれずにいたその時、春日は人の気配を感じ、咄嗟に体操着を掴み逃げ出してしまう。クラスの問題児・仲村佐和(玉城)が、その一部始終を目撃していた。「ばらさない代わりに、私と契約しよう」。こうして2人の、奇妙だが甘美な共犯関係が始まった。
春日の中学生時代をとらえたカットでは、ファンの間で「どのような映像に仕上がるのか?」と注目が集まっている“ぐちゃぐちゃな教室”の様子を活写。机が散乱し、壁中が落書きだらけの教室でのシーンは、本編のなかでもインパクトが強く、重要なシーンだ。伊藤と玉城は、一度汚したらやり直しができないというプレッシャーを抱えつつも、製作陣の「(春日と仲村にとって)一番楽しいシーンにしたかった」という思いを体現してみせた。
春日と仲村が夜中に忍び込み、ぐちゃぐちゃにした教室――翌日、佐伯は変わり果てたその場所を目にすることになる。井口監督から真剣な眼差しで演技指導を受ける秋田をとらえたカットでは、2人の背後に立ち尽くす玉城の姿にも注目してほしい。どこか1点をじっと見つめる姿は、まさに仲村そのもの。カメラが回っていない時でも、“仲村佐和”という人物が憑依しているかのようだ。そのほか、初の映像化となる高校生編の撮影現場も活写。高校生になった春日と距離を縮めていく女子高生・常磐文を演じた飯豊が、井口監督に対して、シーンの内容を細かく確認する姿が写し出されている。
「惡の華」は、9月27日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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