星野源は気配り大名、高橋一生と濱田岳の“けんか”を見事に仲裁
2019年8月30日 20:00

[映画.com ニュース]歌手で俳優の星野源が主演の時代劇映画「引っ越し大名!」が8月30日、全国325スクリーンで公開。星野は、共演の高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、犬童一心監督とともに東京・丸の内ピカデリー1で初日舞台あいさつを行った。
星野の映画主演は、2013年「箱入り息子の恋」以来。だが6年前は、くも膜下出血の再発などで休養し、十分なプロモーション活動ができなかったため、「撮影から1年半くらい、長く長く待っていろいろな稼働もして迎えられた初日。ものすごくうれしい」と感慨深げに話した。
この日からインスタグラムを始めたことも明かし、客席や取材陣を積極的に撮影。早速、共演の高畑充希が「源さんのインスタに載りたい」と名乗りを上げ、及川からは「インスタ大名」の称号を授かった。
星野と高橋、濱田は幼なじみの設定で、撮影現場でも仲良く話す姿が多く見受けられたという。話の内容については、濱田が「2人は優しいお兄ちゃんで、ゲームの話をしていたけれど、僕はやらないので適当に『今度買います』と合わせていた」と吐露。星野は、「演技がうまいんですね」と感心したが、何度も共演している高橋は「何作もやると、この野郎のことが分かってきますよ」とアドバイスした。
すると濱田が、「この野郎とはなんだよ。言うじゃねえかよ」とかみつく。高橋も「こいつは難癖大名。僕はいつも怒られて委縮していた」と応戦するなど、ステージ上で口げんかが勃発。すかさず星野が仲裁に入り、「どっちも言っていることは正しいから」と取り繕い、会場の笑いを誘った。
そんな星野に対して、及川が改めて「気配り大名」と称賛。濱田も、「源ちゃんがいなかったら、僕たちは炎上していた。あの撮影の分量で炎天下なのに常に優しい。難癖がつけられないほど、くそ優しいネクラ野郎です」と毒舌交じりに評した。
公開を記念して鏡抜きを行い、たるの中からタイトルにちなんだ引っ越しそばが出てくると登壇者も爆笑。星野は、「脚本を読んで、これは面白いと思いぜひ出たかった。皆と楽しく話して、苦労を共にしたことが素晴らしい作品として昇華した。現代の日本の皆さんが見るべき、見て楽しい活劇です」と自信のほどを語った。
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