伝説の車“デロリアン”を作った男の破天荒な人生「ジョン・デロリアン」12月7日公開
2019年8月27日 11:00

[映画.com ニュース] 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで使用された車“デロリアン(DMC-12)”開発の裏側を描いた映画「DRIVEN(原題)」が、「ジョン・デロリアン」の邦題で、12月7日から日本公開されることが決定した。
近未来的なオールステンレススチール・ボディ、象徴的なガルウイングドアを搭載した革新的な車“デロリアン”。しかし日本では、その車を作ったジョン・デロリアンの名はあまり知られていない。本作は、会社倒産の危機を救うためコロンビアの犯罪組織との麻薬取引にまで手を出したデロリアンの人生のなかで、最も激動だった時期をフィーチャー。車、クライム、裁判、友情、FBI、1980年代セレブカルチャーなど、映画的エンタテインメント要素満載の伝記映画となっている。
大胆かつ斬新なアイデアで60年代のアメリカ自動車業界を席巻したジョン・デロリアンは、史上最年少で大手自動車会社の副社長にまでのぼり詰めながら、“夢の車”を作るためにその地位を捨て、夢のために生きた男。天才的自動車エンジニアでありながら、詐欺や横領、脱税を行い、ハリウッドセレブをはじめ、ビジネスパートナーや発明家だけでなく、イギリス、アメリカ、スイス政府からもお金を巻き上げるほど、破天荒な人生を歩んだ。
物語の舞台となるのは、77年の南カリフォルニア。パイロットのジム・ホフマンは、麻薬密売の現場をFBIに押さえられ、罪を問われない代わりに情報提供者となった。やがて、引っ越した家の隣に住む人物が、ゼネラルモーターズでポンテアック・GTOの開発に携わったデロリアンだと知ったホフマン。デロリアンは、夢のために自らの会社を立ち上げ、革新的な車“デロリアン”を開発中。だが、新車開発で様々なトラブルが発生し、資金繰りに窮しているところだった。
デロリアンを演じるのは、「ホビット」シリーズや「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などで知られるリー・ペイス。デロリアンを支え信頼を得ながらも、麻薬取引に巻き込む隣人であり友人ホフマン役をジェイソン・サダイキス、ホフマンの妻エレン役をジュディ・グリア、FBIのベネディクト役をコリー・ストール、麻薬密売人役をマイケル・カドリッツが扮している。
メガホンをとったのは、「穴(2001)」のニック・ハム監督。80年代初頭の建築物が多く残るプエルトリコで撮影が行われ、30台以上の“本物のデロリアン”から、ジョン・デロリアンが製作したGTOも登場。伝説の車が走る光景は、カーマニア垂涎のシーンとなっている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【殺しはアマチュア、しかし頭脳は最高】スパイ史上最も地味、だが最も予測不能な男が面白すぎた!
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者×異常者×…
【イカれた映画が爆誕】危険な色気の“異常者”たちが無許可のミッションに挑む…ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

実は“超ネタバレ厳禁”映画
【広瀬すず×杉咲花×清原果耶】涙腺崩壊、でも、あ~…何も言えない!! とにかく早く観て!!
提供:リトルモア

すべての社畜が観るべき映画
【ストレスが吹っ飛んだ】死んで生き返る仕事を描く至高エンタメ…果てしなくぶっ刺さった!
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観よう!【奇跡のヒット作】
提供:JCOM株式会社

衝撃の問題作
【2025年で最も期待する“過激な一作”】ついに最終章――未見の人がうらやましい。
提供:ディズニー

映画館で観ないとぜっっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画2000円は高すぎる!!?
【安く観るなら、絶対にチェック】知らないと損な“超安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI