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「二ノ国」で声優初挑戦の山崎賢人、さらなる意欲「また機会をいただけたら」

2019年8月24日 20:00

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舞台挨拶に立った山崎賢人、新田真剣佑、 永野芽郁ら
舞台挨拶に立った山崎賢人、新田真剣佑、 永野芽郁ら

[映画.com ニュース] レベルファイブの人気RPGシリーズを長編アニメーション映画化した「二ノ国」(百瀬義行監督)の公開記念舞台挨拶が8月24日、都内の劇場で行われ、声優を務めた山崎賢人新田真剣佑永野芽郁宮野真守津田健次郎坂本真綾梶裕貴、原案・脚本・製作総指揮を務めた日野晃博、百瀬監督が登壇。声優に初挑戦した山崎が「すごく難しい、プロフェッショナルな仕事」と感想を語り、「夢のようなチームで初めて声優に挑戦させていただいた。特別な作品になりました」と本作への思いを明かした。

本作は、現実と隣り合わせだが、まったく異なる“もうひとつの世界”である二ノ国を舞台にした冒険ファンタジー。高校生のユウ(山崎)は、親友のハル(新田)とともに、現実と二ノ国を行き来しながら、幼なじみでハルの恋人・コトナ、そしてコトナと命がつながっているアーシャ姫(永野が二役)の生死をめぐる究極の選択を迫られる。

山崎は「うまくやろうと思ってもできない。梶さんに相談した」そうで、「感情が大事だよね、と言っていただいた。思い切って、命を吹き込めたらいいなという感覚で一生懸命に頑張りました」と力強く語る。新田は「前半に録ったシーンなどは、またアフレコをし直したりさせていただいた」と粘り強くトライしたといい、「そうやってハルに近づけていったんじゃないかと思います」と自信をのぞかせる。永野は「お芝居をすることは普段やっているのに、表現方法が違うと、こんなにも難しいんだと痛感した」と苦労を振り返り、「『普段、自分がお芝居をやっているように臨んでくれたら』と言っていただけて、心強かった」と周囲へ感謝を述べていた。

声優業へのさらなる意欲を聞かれると、山崎は「また機会をいただけたらやってみたい」、新田も「ぜひ! また皆さんと『二ノ国』パート2を」と大きな笑顔。しかしながら永野は「いやいやいや! もう大丈夫です。本当に恐れ多すぎて!」と尻込みし、「また機会があって、すごく練習する時間をいただけるのであれば挑戦したいですけど」と謙虚に語っていた。

日野氏は「いつか映画になるといいなと思っていた」とこれまでの道のりを述懐し、「ついに映画になって、このような豪華な皆さんと完成させることができた。皆さんが爆発した演技をしてくださっている」と感無量の面持ち。百瀬監督も「キャストの方々の演技もすばらしい」と称え、「いろいろなキャラクターがいて、その自由さも『二ノ国』の楽しさ」と完成作に胸を張っていた。

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