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ディズニー、「クルエラ」「ザ・ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」の公開を延期

2019年8月22日 11:30

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アニメスタジオ再建に着手
アニメスタジオ再建に着手
写真:AP/アフロ

[映画.com ニュース]21世紀フォックス買収に伴い映画作品が急増したことで、公開スケジュールの調整に追われる米ウォルト・ディズニーが、自社作品「クルエラ(原題)」と配給を手がけるFOX 2000作品「The Woman in the Window(原題)」の全米公開をそろって延期すると発表した。米バラエティが伝えている。

エマ・ストーン主演の「クルエラ(原題)」は、ディズニーの名作アニメ「101匹わんちゃん」に登場した悪役クルエラ・デ・ヴィルのオリジンストーリーを描く実写映画。「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のクレイグ・ギレスピー監督がメガホンをとる同作の全米公開日は、当初の2020年12月23日から21年5月28日に約半年の後ろ倒しとなった。

一方の「The Woman in the Window(原題)」は、アカデミー賞2冠に輝いた「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」のゲイリー・オールドマンジョー・ライト監督が再タッグを組む心理スリラー。米新進作家A・J・フィンによる話題の新刊小説を原作に、トレイシー・レッツ(「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」「レディ・バード」)が脚色を手がけた同作は、エイミー・アダムス演じる児童心理学者が、自宅アパートの向かいに引っ越してきた一家の恐ろしい犯行現場を目撃したことで、精神的に追い詰められていくさまをサスペンスフルに描く。こちらも19年10月4日全米公開予定だったのが、20年5月15日へと延期されることとなった。

ディズニーはまた、21年5月28日に全米公開を予定していたタイトル未定の実写映画も公開スケジュールから外しており、フォックス買収の影響によるラインナップ調整はまだしばらく続きそうだ。

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