家の外に“わたしたち”そっくりな人影が…「アス」恐怖の始まりとらえた本編映像
2019年8月20日 12:00
[映画.com ニュース]「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督と製作のジェイソン・ブラムが再びタッグを組んだ「アス」の本編映像が公開された。ある一家が、自分たちとそっくりな“わたしたち”に出会うという、恐怖のはじまりを収めている。
米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では94%という高評価を獲得し、2019年公開作品ランキング1位をマークした本作。「それでも夜は明ける」で第86回アカデミー賞の助演女優賞に輝いたルピタ・ニョンゴが主演を務めている。
アデレード(ニョンゴ)は夫のゲイブ(ウィンストン・デューク)、娘のゾーラ(シャハディ・ライト・ジョセフ)、息子のジェイソン(エバン・アレックス)と共に夏休みを過ごすため、幼少期に住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れる。しかし、楽しい時間も束の間。ある夜、赤いつなぎに身を包んだ自分たちとそっくりな“わたしたち”がやってきたことで、一家は恐怖に襲われる。
公開されたのは、“わたしたち”が初めて登場するシーン。家の外の人影を不審に思ったアデレードが警察に電話すると、到着には14分かかると言われてしまう。うろたえるゲイブは、金属バッドを握りしめ「そっちがその気なら相手してやる。言っとくがもう警察が来るぞ」と勇気を振り絞るが、“わたしたち”は一人の手を叩く合図によって素早く散らばり、家に向かってくるのだった。何をするのかわからない“わたしたち”の不気味さが際立つシーンになっている。
「アス」は9月6日から全国公開。