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妻夫木聡×井上真央×石井裕也監督「乱反射」劇場公開決定! 責任の所在が曖昧な日本社会の縮図描く

2019年8月2日 10:00

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妻夫木聡&井上真央は不慮の事故により息子を失った夫婦を演じる
妻夫木聡&井上真央は不慮の事故により息子を失った夫婦を演じる
(C)メ~テレ2018

[映画.com ニュース]妻夫木聡井上真央石井裕也監督(「舟を編む」「町田くんの世界」)がタッグを組み、2018年9月にテレビ朝日系列で放送された「乱反射」が、9月21日から東京・渋谷のユーロスペースで劇場公開されることがわかった。第63回日本推理作家協会賞に輝いた作家・貫井徳郎氏の同名小説を実写化し、不慮の事故で息子を失った新聞記者が真相を追い求める、壮絶な人間ドラマを紡ぐ。

新聞記者の加山聡(妻夫木)とその妻・光恵(井上)は、生まれたばかりの息子・翔太とともに幸せな日々を送っていた。ある日、公園の木が倒れるという不慮の事故で、翔太を亡くしてしまう。息子の死の真相を突き止めるべく奔走する聡が出会ったのは、謝罪をせず、責任を認めず、人のせいにする大人たちばかり。やがて聡は、怒りと悲しみの矛先を自分自身に向けることを余儀なくされていく。

6月に中国で開催された第22回上海国際映画祭の日本映画週間で、インターナショナルプレミア上映された本作。今秋には香港での上映も決定するなど海外で高い評価を受け、日本での劇場公開が実現した。

「誰も、殺したことに気づいていなかった。」
「誰も、殺したことに気づいていなかった。」
(C)メ~テレ2018

「『乱反射』が劇場で公開されることは悲願でした」と語る石井監督は、「製作時から、キャスト、スタッフの方々とともに劇場公開を目指していました。同時に、海外へもどんどん展開していこうという野望を持っていました。それらが現実となり、とても嬉しく思います」と振り返る。「撮影したのは2017年の7月ですが、『責任の所在がハッキリしない日本社会の縮図』でもあるこの作品は、全く色褪せていません。テレビで一度ご覧になった方も、よりダイナミックになった映画版『乱反射』を楽しんでいただけると思います」とアピールした。

あわせてお披露目されたキービジュアルには、様々な立場の人の“言い分”を活写。「街路樹の伐採は絶対に許しません」「息子さんを殺したのは無数のバカ共ですよ」「俺は誰を殺せばいいんだ」など次々と溢れ出してくる言葉の渦から、「誰も、殺したことに気づいていなかった。」という衝撃のコピーが浮かび上がっている。

乱反射」には、萩原聖人北村有起哉光石研三浦貴大筒井真理子田山涼成鶴見辰吾も出演。ユーロスペースで、9月21日から1週間限定公開され、期間中はキャストやスタッフのトークイベントも予定されている。

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