「永遠に僕のもの」ロレンソ・フェロの半裸ショット入手 あどけなさ×色気のギャップ炸裂
2019年7月24日 10:00

[映画.com ニュース] “南米のディカプリオ”と評される新星ロレンソ・フェロがアルゼンチンの美しき連続殺人犯を演じた映画「永遠に僕のもの」の場面写真を、映画.comが独占入手した。あどけなさの中にも色気や妖しさを感じさせる、匂い立つようなフェロモンをまとったフェロの“キューピーボディ”をとらえている。
スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルがプロデュースを務め、アルゼンチンで大ヒットを記録した本作。第71回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品され、第91回アカデミー賞外国語映画賞のアルゼンチン代表作品に選出された。主人公カルリートス(フェロ)のモデルとなったのは、1971年にブエノスアイレスで殺人と強盗の罪で逮捕された、実在の青年カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。凶悪な犯罪行為だけではなく、「ブラック・エンジェル」「死の天使」と評されたほどの美貌でも世間の注目を集めた。

俳優ラファエル・フェロを父に持つロレンソは、子役の経験はあるものの、本作で映画初出演、初主演となる。1000人の候補者が集まったオーディションを勝ち抜き、主役の座を射止めた。そんなフェロの半裸をとらえた場面写真は、煙草をくゆらせ鋭い視線を投げかけるクールなものから、寝起き直後の虚ろな瞳で歯ブラシをくわえ立ちすくむ姿、拳銃を手にベッドの中でポーズを決めるキュートなカットまで、様々な表情を切り取っている。思わず抱きしめたくなるような愛らしさを持つ一方で、どこか狂気をはらんだような近寄りがたいオーラを放っており、魅惑的なギャップが炸裂したビジュアルとなっている。
メガホンをとったのは、エッジーな映像センスが高く評価されているルイス・オルテガ監督。社会に大きな衝撃を与えた犯罪者を題材に、“怪物ロブレド”とは異なる、架空のキャラクターを作り上げた。目を引く振る舞いが印象的なカルリートスについて、オルテガ監督は「(カルリートスは)自分の行動が撮影されていると思っている。神の注意を引き、神を感嘆させたいのだ。日常すべてが舞台であり、死さえも現実のものだとは思っていない。伝説の人物になったつもりで歩き、ダンスをするように強盗を行う。運命など、ただのヤラセに過ぎないと思っている。だから自然をないがしろにする」と、危うさを抱えた複雑な内面を紐解いた。
「永遠に僕のもの」は、8月16日から東京の渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

未見でしたが、大好きなやつでした
【シリーズ未見の人が観たら…】不覚にも秒で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画館で“1250円も安く”観る【裏ワザ】
【日本の映画館は高すぎる!!】そんなあなたに…過去最高レベルの神情報、教えます
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

感想投稿で豪華賞品が当たる!
「ガンニバル」シーズン1をちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)