撮影された人間は悲惨な死を遂げる…「ポラロイド」前日譚おさめた本編映像入手
2019年7月16日 19:00

[映画.com ニュース] ポラロイドカメラで撮影された人間が悲惨な死を遂げていく恐怖を描いた「ポラロイド」の本編冒頭映像を、映画.comが先行入手した。悲劇を巻き起こしていく呪われたポラロイドカメラが、主人公の手に渡る前の前日譚が紡がれる。
「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」のプロデューサー、ロイ・リーが製作を務め、新鋭ラース・クレブバーグ監督がメガホンをとった本作。製作のきっかけとなったのは、スペインの第6回トレモリノスファンタスティック映画祭で最優秀ショートホラーフィルム賞に輝いたクレブバーグ監督の短編映画「POLAROID」(2015)だ。その後、同作を長編リメイクした「ポラロイド」でハリウッドデビューを果たしたクレブバーグ監督は、名作ホラー映画をリブートした「チャイルド・プレイ」の監督にも抜てきされた。
物語の主人公は、SNS世代のごく普通の高校生バード。ある日、バイト先のアンティークショップで年代物のポラロイドカメラを手に入れるが、撮影した友人たちが次々と死んでしまう。バードは写真の上を移動する不審な黒い影が連鎖する悪夢の元凶だと気付くが、やがて自分も写真に写り込んでいることが発覚する。
本編冒頭映像は、短編映画「POLAROID」からフィーチャーされた、劇中のカギとなるアイテム・ポラロイドが登場する導入部分となっている。亡くなった母親の遺品が入った段ボール箱を整理する、友人同士の少女。2人は箱の中から、母が亡くなる少し前に撮影されたポラロイド写真や、オークションで手に入れたポラロイドカメラを発見する。「あなたも撮ったら?」と提案された女の子が、凄惨な悲劇を生むことになるポラロイドカメラを手にするさまを、不穏に映し出している。
「ポラロイド」は、7月19日からヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国で順次公開。
(C)2019 DPC SUB 1A1, LLC
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