藤原竜也、七夕の願い事は「Diner 2」製作! 全編メキシコロケを希望
2019年7月5日 19:00
[映画.com ニュース]俳優の藤原竜也が7月5日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた主演作「Diner ダイナー」の初日舞台挨拶に登壇。七夕の願い事を聞かれ「Diner 2 撮影 ALL メキシコロケ!」と続編製作に期待を寄せた。
平山夢明の同名小説を映画化した異色サスペンス。殺し屋専用の食堂「ダイナー」を舞台に、元殺し屋の天才シェフ、ボンベロ(藤原)と、店に立ち寄る濃厚キャラの殺し屋たちが攻防を繰り広げる。全国337スクリーンで封切られた。
舞台挨拶には藤原をはじめ、共演する玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、真矢ミキ、奥田瑛二、蜷川実花監督が出席し、藤原は「ワンカット、ワンカットを成立させていく日々。この濃ゆいメンバーに囲まれて、大変な現場でした!」と振り返った。
撮影中には12時間、雨に打たれたこともあったといい「そこに真矢先輩がやって来て、全部かっさらうんですよ。真矢さんの立ち回りには、拍手が起こるんですけど、『待て、待て』と(笑)。僕には拍手1個もなくて。それに監督は、花びらも降らせたいって言うし」と恨み節を披露。当の真矢は「皆さんが気を使ってくださった」と恐縮しきりだった。
このやりとりに、蜷川監督は「竜也は、『できて当たり前』って思われているから大変(笑)。できる、できる、できたねって感じで」とあっけらかん。くせがすごいキャスティングについては、「皆さん、大好きな方々なので、信じていたし、期待値しかなかった」と全幅の信頼を寄せた。
また、奥田が「真矢さんに思いきり蹴られて、2メートルくらい吹っ飛んだ。まだ、痛いです(笑)。元ヤンの類か何かと思ったら、元宝塚だったんですね」と藤原にならって、恨み節を全開させると、真矢は「お体、大丈夫ですか?」と再び恐縮。筋肉体操で再ブレイク中の武田は、おとなしい客席に向けて「皆さん、静かですね。スクワットでもしときますか!」と筋肉キャラを発揮していた。