吉岡里帆×高杉真宙「見えない目撃者」映像初公開 猟奇殺人鬼VS視力を失った元警官
2019年6月27日 18:00
［映画.com ニュース］ 吉岡里帆が主演し、高杉真宙が共演するサスペンススリラー「見えない目撃者」の特報が公開された。映像では、吉岡演じる視力を失った元警察官の視点を体感させるかのように、凄惨な女子高生連続殺人事件が断片的に、緊張感たっぷりに切り取られている。
森淳一監督（「重力ピエロ」「連続ドラマW イアリー 見えない顔」）がメガホンをとった本作。「パラレルワールド・ラブストーリー」の吉岡が笑顔を封印し、目の見えない元警察官・浜中なつめという難役に挑んでいる。「映画 賭ケグルイ」の若手注目株・高杉は、なつめの「人を救いたい」という熱意に感化され、“もうひとつの目”としてバディを組むスケボー少年・国崎春馬を体現する。
警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させ、自身も失明してしまったなつめ。警察官の道を諦め、3年間失意の中にいたなつめは、ある日車の接触事故に遭遇する。事故現場で車中から聞こえた、助けを求める少女の声に誘拐事件の可能性を感じとったものの、警察は視覚以外の感覚から訴えた“目撃情報”を信用しなかった。それでも少女を救いたいと考えたなつめは、事故現場で車に接触した少年・春馬を探し出す。
特報は「助けて！」という暗闇を引き裂くような悲鳴で幕を開け、猛スピードで迫る車、何者かに引きずられていく少女が怒涛の勢いで映し出されていく。さらに「私は確かに女性の声を聞いたんです」と力強く訴える、正義感に溢れたなつめを活写。盲導犬を連れて全速力で走るなつめに、春馬が「危ない！」と叫ぶ場面に重なるように、「猟奇殺人鬼VS目の見えない元・女性警察官」というテロップがスリリングに浮かび上がる。
R15指定となった「見えない目撃者」は、9月20日から全国で公開。ムビチケカードは、7月19日から全国の劇場（一部劇場を除く）で発売される。
(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.
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