松下奈緒&ディーン・フジオカ、北条司総監督作「エンジェルサイン」でセリフのない物語に挑戦
2019年6月20日 07:00

[映画.com ニュース] 人気漫画「シティーハンター」「キャッツ・アイ」などで知られる北条司氏が総監督を担う実写映画「エンジェルサイン」に、松下奈緒とディーン・フジオカが主演していることがわかった。本作で2人はセリフのない、映像と音楽のみで紡がれる長編オムニバス映画に挑戦。あわせて、ティザー映像(https://www.youtube.com/watch?v=Sg5E-CGB33o&feature=youtu.be)と場面写真もお披露目された。
“サイレントマンガオーディション”受賞作品に、北条氏が創出したオリジナルの「プロローグ」「エピローグ」を加え映像化。サイレントマンガオーディションとは、“言葉の壁”を取り払った世界最大級の漫画オーディションのことで、セリフを使わない短編漫画を募集し、漫画特有の演出力を審査する。これまでに14回開催され、108の国と地域から6888本の作品が寄せられている。週刊少年ジャンプで「シティーハンター」「キャッツ・アイ」の担当編集として活躍し、5代目編集長を務めた堀江信彦氏が開催してきた同オーディションに、北条氏は第1回から審査員として参加している。
「エンジェルサイン」のプロローグとエピローグは、チェリストのアイカ(松下)とピアニストのタカヤ(フジオカ)が織りなす物語。恋人同士の2人は「いつか2人の音楽で世界中の人々を感動させたい」という思いを胸に、夢を追いかけていた。アルバイトをしながら曲作りに没頭していたタカヤは、チェロとピアノの二重奏曲を作り上げた直後、帰らぬ人となってしまう。アイカがチェロのみで演奏する楽曲「エンジェルサイン」は、やがて世界へと羽ばたいていく。
女優に加え、作曲家やピアニストとしても活躍する松下は「初めて台本を頂きまず驚いたのはセリフが一言もなく、絵コンテだったことです。しかも、その絵コンテは北条先生が描き下ろされた絵コンテでしたのでとても感激しました」と述懐。「サイレントムービーもチェロ演奏も初めての経験でしたので、撮影はとても濃厚に感じました。セリフがないのでディーンさんとその場に合ったセリフでお芝居をしていたので、とても良い緊張感がありました」と裏話を明かす。
ミュージシャンとしての顔も持つフジオカは「北条先生はサングラスがすごく似合うと思いました。あんなにディレクターズチェアーに座って、サングラスが似合う監督はウォン・カーウァイが北条先生じゃないでしょうか(笑)。そういうハードボイルドなビジュアルから想像できない柔らかさがあって、本当に現場は自由でした」と印象を語る。そして「僕の世代の男の子だったら、冴羽リョウみたいな男になりたいというボーイズドリームは、皆持っていたと思うので、北条先生の作品の一部に参加させていただけるとのことで、すごく光栄です」とコメントを寄せている。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】人類終了のお知らせ! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー