樹木希林さん遺作となった世界デビュー作「命みじかし、恋せよ乙女」8月公開
2019年6月11日 19:00

[映画.com ニュース] 昨年9月に逝去した樹木希林さんの世界デビュー作であり、女優としての最後の出演作となったドイツ映画「Cherry Blossoms and Demons(原題)」が、「命みじかし、恋せよ乙女」の邦題で、8月16日の公開が決定、このほど予告編とポスタービジュアルがお披露目された。
ドーリス・デリエ監督が、酒に溺れ人生を見失ったドイツ人男性のカール(ゴロ・オイラー)と、かつて彼の父と親交があった日本人女性ユウ(入月絢)が、人生を取り戻すために共に旅をする物語で、生きる事の美しさと残酷さを描く。
樹木さんは、カールが訪れる茅ヶ崎館の老女将役を演じた。2018年4月にドイツで、7月6~16日に日本での撮影を実施。日本パートのロケは、主に神奈川県茅ケ崎市に実在する、有形文化財にも指定された旅館「茅ヶ崎館」で行われた。
予告編ではカールとユウの不可思議な出会い、日本を訪れたカールを迎える老女将であり、海外作品初出演となった樹木さんの姿が切り取られており、「あなた生きてるんだから、幸せにならなきゃ駄目ね」という重みのあるセリフも収められた映像となっている。
「命みじかし、恋せよ乙女」は、8月16日からTOHOシネマズ シャンテ他にて全国順次公開。
(C)2019 OLGA FILM GMBH, ROLIZE GMBH & CO. KG
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