玉森裕太「パラレルワールド・ラブストーリー」原作者・東野圭吾からの手紙に感激
2019年6月1日 17:06

[映画.com ニュース] 「Kis-My-Ft2」の玉森裕太、女優の吉岡里帆、俳優の染谷将太、森義隆監督が6月1日、映画「パラレルワールド・ラブストーリー」の公開記念舞台挨拶を東京・丸の内ピカデリー1で行った。5月31日に、全国316スクリーンで公開。撮影から1年以上が過ぎ、主演の玉森は「ずっとこの時を待っていた。やっとかという気持ちです」と喜びをかみしめた。
東野圭吾氏の同名ベストセラー小説が原作。玉森は2つの世界に迷い込み苦悩する崇史という役どころで、サプライズで東野氏からの手紙が読み上げられた。
「崇史の内面は、私がこれまで創作したキャラクターの中でも、飛びぬけて複雑です。正面から取り組まれたことに敬意を表します。この経験が、少しでも糧になることを祈っています」
玉森は「光栄です。うれしいですね」と感激しきり。作品の内容と玉森の「玉」にかけてふたつのくす玉を割って公開を祝い、「監督にもたくさん追い込んでいただきました。この作品がヒットするよう、皆さんの力もたくさん借りて盛り上げていきたい。皆さんはSNS、得意ですよね」と拡散を呼び掛けた。
恋人役の吉岡も、「玉森さんは撮影中、どんどんつらい状況になって、やせていってストイックだった」と称賛。だが、「プロモーションでバラエティ番組に一緒に出た時に、ウド鈴木さんとタヌキのコスプレを見て同じ人とは思えなかった。元気そうで良かったと思いました」と明かした。
「ああいう仕事もやらなきゃいけないんですよ」と照れ笑いの玉森。それでも、「めちゃくちゃ楽しんでやっていました」と語り、胸を張った。
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