T・エガートンが「ロケット・マン」吹替なしで熱唱! 圧巻の本編映像公開
2019年5月28日 08:00
[映画.com ニュース]グラミー賞を5度受賞した伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描く「ロケットマン」の本編映像とポスタービジュアルがお披露目された。映像には、ジョンを演じるタロン・エガートンが吹替なしで名曲「ロケット・マン」を熱唱する圧巻のライブシーンがおさめられている。
並外れた音楽の才能でまたたく間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がる一方で、様々な困難や苦悩に満ちたジョンの半生をドラマチックに描き出す本作。ノンクレジットだが大ヒット作「ボヘミアン・ラプソディ」の監督を代行したデクスター・フレッチャーがメガホンをとり、マシュー・ボーン(「キングスマン」シリーズ)とジョン自身が製作に名を連ねた。第72回カンヌ国際映画祭での上映時には、4分間に及ぶスタンディングオベーションが巻き起こり、注目度の高さをうかがわせた。
本編映像には、満身創痍のジョンが最高のパフォーマンスを披露し、音楽史に残る伝説として語り継がれる1975年のドジャー・スタジアムの光景を活写。ステージに上がる直前は暗い面持ちを見せるジョンだったが、10万人以上の熱狂的なファンたちの前に現れると表情は一変。輝くような笑顔でバッティングを披露し、名曲を歌うエネルギッシュな姿が映し出されている。
ポスタービジュアルでは、派手なユニフォーム風の衣装で観客に歌いかけるジョンの姿を、夜空に浮かぶ無数の星とスタジオの照明が幻想的に照らし出している。「誰からも愛されなかった少年。なぜ彼の歌は時代を超えて愛されているのか。」というコピーが、波乱に満ちたカリスマの半生を予感させる。
「ロケットマン」は、8月23日から全国で公開される。なおコレクターズ・ミュージック・カードつきのムビチケカードが、6月7日に全国の上映劇場で発売。それぞれの歌詞の一節が入った「ロケット・マン」カード、「ユア・ソング」カードのいずれか1枚がプレゼントされる。