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深川麻衣、“大先輩”たちから学んだ姿勢とは?

2019年5月28日 18:00

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取材に応じた深川麻衣
取材に応じた深川麻衣

[映画.com ニュース] かわぐちかいじ氏の人気コミックを実写映画化した「空母いぶき」が、5月24日に全国331スクリーンで公開され、堅調な滑り出しを見せている。同作にコンビニ店員・森山しおりとして出演する女優の深川麻衣が、映画.comの取材に応じた。

若松節朗監督がメガホンをとった今作は、日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占拠し、海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生した近未来が舞台。政府は、初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を現場に派遣する……。緊張感みなぎるシーンが続く本編にあって、中井貴一が店長に扮するコンビニでは翌日のクリスマスイブに向けて慌しくも平穏な時間が流れ、見る者にとって肩の力を抜くことができる数少ないシーンとなっている。

本作の見どころは、もちろん命がけの任務にあたる自衛官たち、究極の選択に迫られる首相らの姿にあるが、市井の人々の象徴ともいえるコンビニで働く人々や客の姿を挿入することで、“有事”の最前線との対比を効果的に見せている。そしてまた、たまたま取材で「いぶき」に乗り込んでいた一般紙記者(小倉久寛)が当該コンビニで購入したある商品との繋がりが、見る者に「他人事ではない」と感じさせることにも成功している。

深川にとっては、中井は憧れの存在だったようで「画面を通して多くの作品を拝見してきた大先輩。初めてご一緒させていただけることになって嬉しかったのですが、同時にすごく緊張もしました。撮影中は中井さんのユーモアあふれるお芝居に現場でたくさん笑いが起こっていましたし、本当に引っ張っていただきました。中井さん演じる店長に、なんとか付いていくぞ! という気持ちでした」と振り返る。

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劇映画への出演は「パンとバスと2度目のハツコイ」「愛がなんだ」に続き3作目。前2作は今泉力哉監督とのタッグだったが、今回の若松組でも多くの気づきを得たようだ。なかでも、「本編に出てくる耳栓の会話シーンは、中井さんのアイデア。あれは中井さんご自身の耳栓なんです。シーンをどう面白く、豊かなものにできるか。そうやって監督と話し合う姿を間近で拝見することができました。積極的に作品に参加し、監督とスタッフの皆さんと作り上げていく姿勢を、私もこれまでよりもっと強く持ち続けていきたいと思いました」と真摯な眼差(まなざ)しで語る。

また共演シーンこそないが、空母「いぶき」艦長に抜てきされた主人公の秋津竜太に扮した西島秀俊とは、地方キャンペーンをともにすることで“座長”としての姿勢を学んだ。「西島さんとは全国各地の舞台挨拶でご一緒させていただきましたが、取材のときもそれ以外の時も周囲への気配りがすごいんです。色々なところに目がついているんじゃないかと思うくらい。どこに行っても場を盛り上げてくださいますし、主演として引っ張っていく力とともにお人柄もとても尊敬しています」

3月に28歳となったが、「30歳に向けてお仕事もそうですが、ひとりの人として、女性として、きちんと地に足をつけて毎日を歩んでいきたいと考えています」と意欲を燃やす。映像の仕事は大好きだといい「時代劇、コメディ、声のお仕事も、やってみたいことはたくさんあります。とにかく巡り会えた目の前にあるお仕事に、自分のそのときに出せる精いっぱいの力で向き合っていきたいです。何年、何十年後に自分の歩んできた道を振り返ったときに、こんなにもたくさんの出会いがあったのかと実感できる生き方をしていきたいです」とほほ笑んだ。

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