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アイスピック、緊縛、ボンテージ…原作・村上龍「ピアッシング」危うい場面写真披露

2019年5月28日 17:00

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センセーショナルな画像ばかり!
センセーショナルな画像ばかり!
(C)2018 BY PIERCING FILM. LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース]作家・村上龍氏の小説をハリウッドで映画化した「ピアッシング」の新たな場面写真が、このほどお披露目された。今回解禁されたカットは、当初から使用許可が下りていたものではなく、日本からの要請で権利元がようやく承認したもの。本作の世界観を語る際に欠かせない、センセーショナルな画像ばかりだ。

殺人衝動を持つ男と自殺願望を抱く女が出会ったことから始まるサイコスリラー。自身の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動に駆られていた男(クリストファー・アボット)は、その衝動を抑えるべく、SM嬢(ミア・ワシコウスカ)をホテルに呼び出して殺害する計画を立てる。しかし、計画は滑稽なほど上手くいかず、ホテルの部屋に到着した女はいきなり自分自身の体を傷つけて倒れこんでしまう。殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女――2人の悪夢のような一夜が幕を開ける。

お披露目された場面写真は、2種類に大別されている。1種類目は、原作者の村上氏も絶賛した高層ビル群の写真だ。一見しただけでは現実にあるものなのか、それとも作り物のミニチュア映像なのか、判別がつかない仕上がりになっている。2種類目は、「ピアッシング」に充満した“危うさ”が伝わるもの。殺人願望を隠すように後ろ手に握られたアイスピックをとらえたカットに加え、それを男に突き刺そうとする女、そして立場が逆転したかのようなひと幕も。ボンテージ姿の人物も写しだされており、ひと筋縄ではいかないストーリー展開が予想できる。

ピアッシング」は、ホラー映画「The Eyes of My Mother」で注目を集め、リブート版「呪怨」も手がける新鋭ニコラス・ペッシェ監督がメガホンをとった。6月28日から東京・新宿シネマカリテほか全国公開。

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