「リング」シリーズを生き抜いた女優・佐藤仁美、薄型テレビ問題をぶつける!
2019年5月25日 14:40

[映画.com ニュース] 池田エライザの主演作「貞子」の公開記念舞台挨拶が5月25日、新宿バルト9にて行われ、清水尋也、桐山漣、佐藤仁美、中田秀夫監督が登壇し、サプライズで貞子も乱入した。池田は、20日に発症した風疹のため欠席となった。
1998年、世の中に戦慄を与えた「リング」から20年。当時のオリジナルチームが池田を主演に迎え、SNS時代にさらなる恐怖を放つ。映画は24日に全国340館、416スクリーンで封切られた。
「リング」にも出演している佐藤は、「20年ぶりに同じ役をやるというのは役者としてすごく光栄でした」とニッコリ。今回の出演に際しては、「当時はブラウン管から出てきたけれど、いまのテレビは薄型だからどうするんだろう」と素朴な疑問があったという。
佐藤の発言に中田監督は苦笑いを浮かべると「病院の談話室のテレビは薄型でしたね。でもなぜか奥行きのある箱に入っている」と種明かしをすると、「すでに『リング2』のときからその問題はあったんです。長年解けない謎なんですよね」と語る。続けて「この話をいただいたときは素直に光栄に思いました。最初のときは、貞子が念じたものを一方的に見させられていましたが、いまはSNSが全盛という時代の変遷がありました。そのなか、呪いをどう表現するか悩みました」と製作の苦悩を明かしていた。
またこの日は、欠席の池田から「体調は回復の兆しを見せていますが、まだ皆様の前に立つことが難しいようです。この場に立つことができず心から申しわけなく思っています」と近況を報告したメッセージが届くと、清水や桐山は、パネルの池田の頭をなでるなど、不在を残念がっていた。そんな池田の不在に奮闘したのが貞子。劇場で観客と共に鑑賞していた貞子は、写真撮影になると客席から乱入。そのおぞましい姿で会場から大歓声を浴びていた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

シリーズ未見の人が観たら…
【大好きなやつでした】不覚にも“秒”で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【社会現象「パラサイト 半地下の家族」の次はこれ】“超痛快逆襲エンタメ”でアドレナリン全開
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画料金2000円は高すぎるだろ!!!!
【…というあなたに】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)