竹内涼真、「太陽は動かない」で藤原竜也の相棒に!海外ロケで本格アクションに初挑戦
2019年5月21日 07:00
[映画.com ニュース]俳優の竹内涼真が、藤原竜也が主演するスパイアクション映画「太陽は動かない」に出演していることがわかった。藤原の相棒という役どころで、初めて本格的なアクションに挑戦。インタビュー映像と、1カ月におよぶブルガリアでの撮影の合間に撮られ、2人のバディ感が垣間見える2ショットセルフィ―が公開された。
羽住英一郎監督がメガホンをとり、吉田修一氏の小説を映画化。国政や企業の裏で暗躍する、産業スパイ組織「AN通信」の諜報員・鷹野一彦(藤原)と相棒・田岡亮一(竹内)は、太陽光エネルギー開発に関する情報争奪戦の中にいた。心臓に爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという極限状態で、2人は各国のエージェントとの命がけの頭脳戦に身を投じていく。
壮大なスケールでの多彩なアクションが繰り広げられるため、“映像化不可能”と言われていた本作。ハリウッド大作に携わってきたブルガリアの製作チームとタッグを組み、首都ソフィアを代表する観光名所アレクサンドル・ネフスキー大聖堂で映画史上初となる撮影を行った。ソフィア市街地の道路を完全封鎖した爆破も含むカーアクションや、ソフィアセントラルステーションから列車を40キロメートル走らせる撮影など、日本では実現不可能と思われる大規模なロケとなった。
徹底的な体づくりに取り組み、陸橋から飛び降りるワイヤーアクションや激しい肉弾戦に挑んだ竹内。「僕としてもこれだけ大きなアクションは初めて」といい、「次の日とか2日後に、こんなところに痣があったっけとか、ここ痛いなというのは当たり前ですね。本番中は興奮しているし、気付かないこともあるんですが、それが自分の体でアクションをやっている証拠なのかなというのを噛み締めながらやっています」と充実感をにじませる。
初共演となる藤原について、竹内は「一緒に撮影をさせていただいていてすごく勉強になりますし、自分からも仕掛けたいなと思っています。先輩ですけど食らいついてやっていかないといけない」「竜也さんからコミュニケーションを取ってくださり、食事にも何度も連れて行っていただきました! 頼りになるお兄ちゃんという感じです」と信頼を寄せる。一方の藤原も「すごく力のある俳優さんです。勉強していて、頭の回転の速い俳優だなというイメージで、初共演なのですが、鷹野と田岡じゃないですけど、彼に引っ張られる部分もあったし、彼がいたからこそ助かったなというシーンもいっぱいありました」と振り返った。
「太陽は動かない」は、2020年5月から全国で公開される。あわせて製作され、吉田氏が監修する連続ドラマ版は、WOWOWプライムで同年に放送。
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