インドの国宝アーミル・カーンが製作・出演「シークレット・スーパースター」8月9日日本公開
2019年5月16日 12:00

[映画.com ニュース] 「きっと、うまくいく」などで知られる“インドの国宝”アーミル・カーンが製作と出演を務めた映画「Secret Superstar」(原題)が、「シークレット・スーパースター」の邦題で8月9日から日本公開されることが決定した。感動作「ダンガル きっと、つよくなる」で親子役だったカーンと若き天才女優ザイラー・ワシームが再共演し、落ち目のプロデューサーとワケありのYouTuber少女によるサクセスストーリーを紡ぎ出す。
2017年にインドで公開された今作は、世界興行収入約170億円の大ヒットを記録。「バジュランギおじさんと、小さな迷子」を抜き、インド映画の世界興収歴代3位に躍り出た(19年4月時点)。14歳の少女インシア(ワシーム)の夢は、インド最大の音楽賞で歌うこと。しかし厳格な父親は、かなわない夢に大反対し、歌うこと自体を禁じてしまう。そこで彼女は、顔を隠して歌唱した動画をこっそりYouTubeにアップ。その歌声はたちまち大人気となり、やがて落ち目の音楽プロデューサー、シャクティ・クマール(カーン)との出会いをもたらす。
「ダンガル きっと、つよくなる」では、父の夢をかなえようとレスリングに打ち込む娘ギータを演じたワシーム。今作では夢をあきらめない等身大のティーンエイジャーをみずみずしく演じ、インド版アカデミー賞とされる“フィルムフェア賞”で審査員選出の最優秀女優賞に輝いた。
カーンは助演に徹し、一発逆転に賭ける音楽プロデューサーを怪演した。そして監督・脚本は、今作が初メガホンとなるアドヴェイト・チャンダン。カーンの元マネージャーであり、業務の傍ら脚本を書き進めていたという。そんな渾身の企画に惚れこんだカーンは、「(マネージャーだったあのころのように)いつでもスケジュールを調整してよ」と出演&プロデュースを快諾し、物語に対し「自分の夢を守る権利があること、自分らしく生きる勇気を持つことを教えてくれる」と太鼓判を押している。
「シークレット・スーパースター」は、8月9日から全国で公開。
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