花のように、生きたひと“モデル・雅子”の半生に迫るドキュメンタリー7月26日公開
2019年5月10日 06:00

[映画.com ニュース] 2015年1月29日に50歳で死去したモデル・雅子さんの生涯に迫ったドキュメンタリー映画「モデル 雅子 を追う旅」が、7月26日~8月1日に東京・アップリンク吉祥寺で1週間限定、その後全国順次公開されることが決定。あわせて、メインビジュアルと予告編もお披露目された。
19歳でモデルデビューを果たした雅子さんは、誰よりも強いプロ意識を持ち、雑誌「an・an」「装苑」などで活躍。役者としての才能も開花させ、映画「リング」では貞子の母・山村志津子を演じてみせた。映画とフランス、チョコレートが大好きで、等身大の美しさを大切にした雅子さん。本作は、夫である大岡大介が監督&プロデューサーを務め、生前の雅子さんを知る人々にインタビューを敢行。「サヨナラCOLOR」のメガホンをとった竹中直人のほか、高嶋政宏、中田秀夫監督らが登場している。
15年1月29日の夜明け前、雅子さんは希少がん闘病の末に旅立った。その時、夫・大岡は「夫婦として共に生きながら、モデルとしての雅子をほとんど知らないままだった」ことに気づき、“モデル・雅子”の半生を映画として残すことを決意。雑誌やビデオなどを片っ端から調べ、衝動のままに関係者へのインタビューを重ねていくと、生涯プロフェッショナルのモデルとして貫き通した姿勢、どのような時代でも“身の丈の美しさ”を追求し続けた姿が浮かびあがってきた。

メインビジュアルに写っているのは、宮崎あおい、奥菜恵の写真集を手がけた写真家・安珠が、20年以上前に撮影した新人時代の雅子さんだ。椿の花を背景に少女のような無垢さを感じさせる一方、力強い眼差しによって妖艶さも表現している。予告編では、雅子さんとの思い出を語る人々の証言に加え、亡くなった後に行われた“形見分けの会”の様子、「花のように、生きたひと。心に香りを、残したままで。」というテロップが挿入されている。
アップリンク吉祥寺での上映には、ゲストを迎えたトークイベントを実施。本編にも出演する安珠、田村翔子、藤井かほり、石井たまよに加え、矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)、安野ともこ(スタイリスト、デザイナー)、高野緑(アクセサリーデザイナー)、富川淳子(跡見女子大学文学部教授)、高橋一晃(スーパーダディ協会)らが登壇する。
(C)︎2019 Masako, mon ange.
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