「カランコエの花」手島実優、若手俳優の特集上映「the face」第3弾でフォーカス!
2019年5月10日 22:00
[映画.com ニュース] 女優の手島実優が、池袋シネマ・ロサによる若手俳優の特集上映「the face」シリーズでフォーカスされることが決定。手島は「このような特集上映の機会をいただき、一人前とは言えませんが半人前とちょっとにはなれたかな、と嬉しく思います」と心境を明かしている。
「いつか映画の“顔”になってほしい」という願いが込められた「the face」シリーズでは、期待の若手俳優を毎回ひとりセレクトし、日替わりで出演作を一挙に上映。俳優として「モラトリアム」(5月18日)などに出演し、第12回田辺・弁慶映画祭の映画.com賞受賞作「不感症になっていくこれからの僕らについて」のメガホンをとった品田誠、「ウルフなシッシー」「少女邂逅」などに参加してきた根矢涼香が特集されてきた。5月4日からスタートした「the face vol.2 根矢涼香」では、初日&2日目の開映30分前には177席が満席、サイン会は連日1時間を超える長蛇の列となり、約1000人を動員した。
本日千秋楽を迎えた「the face vol.2 根矢涼香」の上映後トークの壇上で、“次のface女優”として発表された手島は、1997年10月生まれの21歳。群馬・前橋市で開催されたワークショップをきっかけに、10歳から芝居を始め、中学進学と同時に地元の劇団に入団。舞台への出演、群馬美少女図鑑をはじめとするモデル活動をスタートさせた。しかし、14歳の春、突発性脊髄側湾症の手術を受け、背骨が生涯曲がらなくなってしまう。術後の身体状況(運動制限など)を考慮しながらも「芝居と繋がっていたい」という強い思いは、決して失われなかった。
その後、群馬と東京の2拠点で活動を続けてきた手島は、次々と注目作への出演を果たすことに。第11回田辺・弁慶映画祭グランプリ「赤色彗星倶楽部」(武井佑吏監督)、国内の映画祭でグランプリ6冠を含む計13冠を獲得した「カランコエの花」(中川駿監督)、山戸結希監督が企画・プロデュースを手がけたオムニバス映画「21世紀の女の子」(竹内里紗監督作「Mirror」)で好演し、「かく恋慕」(菱沼康介監督)、「スウィート・ビター・キャンディ」(中村祐太郎監督)、「透明花火」(野本梢監督)などにも参加している。
「自分の生き方を公開する仕事をしてきて、21歳になりました。どんな風に手島実優が形作られてきたのか、作品にはしっかりと映っています」と語る手島。「私の生き方を肯定してくれた作品や、そこで出逢った人たちや感情や経験は、何にも代えがたい宝物です。スクリーンに映る私の生き方を観に来てください」とコメントを寄せている。
「the face vol.3 手島実優」のプログラムは、手島の出演作から選定され、今秋に発表予定。今冬に東京の池袋シネマ・ロサで1週間限定開催。
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