来年以降「スター・ウォーズ」はしばらく休止
2019年4月17日 11:00

[映画.com ニュース]「スター・ウォーズ フォースの覚醒」以降、毎年コンスタントに新作映画が公開されていた「スター・ウォーズ」シリーズだが、来年以降はしばらく休止となることが明らかになった。
米エンターテインメント・ウィークリーの取材に対し、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が明かしたもので、今後数年間、新作映画の公開をストップし、「この時間を費やして、新たなサーガをどこに導くべきかじっくり考えることになります」という。
「エピソード9」となる「スター・ウォーズ ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」は、「フォースの覚醒」からの3部作の最終章となるだけでなく、「スター・ウォーズ」(1977)からのスカイウォーカー・サーガ全9作品の完結編と位置づけられている。そのため、新作を生み出すためには、まったく新しいキャラクター、新しい時間軸で「スター・ウォーズ」を創造しなくてはいけないそうで、「我々はただ単に次の3本の映画や、3部作だけを考えているわけではありません。我々が考えているのは、『次の10年間でどのような物語を紡ぐのか?』ということなんです」とコメントしている。
すでに「最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督による新3部作と、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のクリエイター、デビッド・ベニオフとD・B・ワイスによる新3部作が発表されているが、ケネディ社長が「『ゲーム・オブ・スローンズ』が終了次第、彼ら(ベニオフとワイス)は『スター・ウォーズ』に本格的に取りかかってくれる予定です。すでに、ライアンとは一緒に作業をしてくれています」と言うように、2チームは別々ではなく、共同作業になる予定だそう。
新たなサーガはまったく新しいタイムラインを舞台にしつつも、「ジョージ(・ルーカス)が生みだしたDNAをしっかり維持するつもりです」と、「スター・ウォーズ」らしさを守るとケネディ社長は約束している。
「スター・ウォーズ ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」は12月20日全国公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント