ゾンビ×ミュージカル「アナと世界の終わり」 思春期の苦悩をぶちまけた歌唱シーン入手
2019年4月16日 12:00

[映画.com ニュース]ゾンビとミュージカルという衝撃的なコラボレーションで注目を浴びた「アナと世界の終わり」の初公開となるミュージカル映像を、映画.comが先行入手した。「つまらない毎日を抜け出したい!」という心の叫びを歌い上げる、さえない“負け組”高校生たちの姿がおさめられている。
スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭で、ミッドナイト・エクストリーム部門の最優秀作品賞に輝いたほか、世界中のファンタスティック映画祭で上映されたイギリス発の“青春ゾンビミュージカル”。海外の批評家からは「『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ラ・ラ・ランド』の出合い!」と評された。
高校生のアナ(エラ・ハント)は、イギリスの田舎町で父親トニー(マーク・ベントン)と二人暮らし。密かにオーストラリアへの進学を夢見るアナは、夢も希望もない生活から抜け出したいと考えていた。ある日、アナは幼なじみのジョン(マルコム・カミングス)と学校へ向かう途中でゾンビと遭遇するが、何とか撃退。ゾンビに侵食されてしまった町で、アナは学校に取り残された学生たちの救出へと向かう。果たしてアナは、ゾンビまみれの田舎町と、死んだように生きる空虚な日々から脱出することができるのか。
特別映像は、トニーに旅の計画がばれてしまったアナが、オーストラリア行きのチケットを見つめる切なげな横顔からスタート。「いつものベッドで死んでるように目を覚ます」と退屈を嘆き、「抜け出さなきゃいけない」と決意する。さらに、クラスメイトのジョンやステフ(サラ・スワイヤー)も加わり、「飛ぶ準備はできてる」「自分の道を見つけたい」と、誰もが経験する青春のもどかしさや痛みを歌にこめる。学校の日常風景の中で、高校生3人が美しいハーモニーを響かせる映像となった。
「アナと世界の終わり」は、5月31日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。
(C)2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
「絶対に許すな」「町ごと滅べ」
【非難殺到】些細なケンカが…まさかの大事件へ 何があった?
提供:ハピネットファントム・スタジオ