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倍賞千恵子、夫婦円満の秘けつは「会話とスキンシップ」 藤竜也は「円満なんだよねえ」

2019年4月10日 20:45

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西炯子氏原作の漫画を実写映画化
西炯子氏原作の漫画を実写映画化

[映画.com ニュース]女優の倍賞千恵子と俳優の藤竜也が28年ぶりに夫婦役で共演した映画「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」の完成披露試写会が4月10日、東京・新宿ピカデリーで行われた。

2人は映画では初共演だが、倍賞は「28年、何もなく会っていたらお互いに年とっちゃたねってなるけれど、家が近くでたまに会っていたから自然に(夫婦に)なれたわよね、あなた」と笑顔。藤も、「そうね。28年ぶりに会っていったら、互いにギャッてなったかも」と応じた。

妻が切り出し離婚危機に直面するという設定に、倍賞は「昭和の男は不器用で大変。50年もたつと慣れっこになって、同じレールを歩いていても交わらないもの」と苦笑い。それでも自身は、作曲家の小六禮次郎氏と長年連れ添っているだけに「ありがとう、おはようといった会話で思いは伝えた方がいい。時に旦那さんが奥さんの肩に手をかけてあげるスキンシップも大事だと思った」と強調した。

その昭和の男について藤は、「本当に嫌でした。どうしても冷たくできないんですよ。でも監督が、日本のすべての奥さんに嫌われてくれって言うから近寄らなかった。孤独でした」と寂しげ。だが、私生活では元女優の芦川いづみさんと金婚式を迎え「2つの自我が死ぬまで暮らすわけだから厄介だけれど、ウチは円満なんだよねえ」と自慢げに話し、ほおを緩めた。

2人の娘を演じた市川実日子は、「とても可愛らしいお二人で、藤さんは娘としては本当に嫌な父親でしたけれど、一緒にいるとチャーミングなところを感じ取っていました」と最敬礼。藤が「あなた、撮影でも笑いっ放しだったよね」と明かすと、倍賞が「はしが転ぶ以前から笑っていた。現場にも笑いながら入ってくるから、それが力強くて今日も1日頑張れると思いました」とねぎらった。

フォットセッションには、共演したネコのりんご(役名チビ)も登場。倍賞は、「動物が周りにいなかったことがなかったから、すごく楽しかった。娘より演技が上手かもしれない」と話し、市川を爆笑させていた。

初恋 お父さん、チビがいなくなりました」は、西炯子氏原作の漫画「お父さん、チビがいなくなりました」を実写映画化。妻が離婚を切り出したことによって、うろたえる夫をはじめ3人の子どもを巻き込み、同時に愛猫のチビがいなくなったことによってさらなる騒動に発展していく。今月26日に開幕するイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭のコンペティション部門に選出されたことも発表された。5月10日から全国で公開される。

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