ヘレン・ミレン、Netflixを罵倒 シネマコンで喝さい浴びる
2019年4月5日 11:00

[映画.com ニュース] 米ラスベガスで開催中の興行主向けのコンベンション「シネマコン」に出席したオスカー女優ヘレン・ミレンが、NetflixをFワードで罵倒し話題をさらっている。
最新主演作「The Good Liar(原題)」のプロモーションのため、4月2日(現地時間)に行われた米ワーナー・ブラザースのプレゼンテーションに登壇したミレンは、「大好きだけど……」と前置きしながら、「Netflixなんか糞食らえ!」と豪快に言い放ち、会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。さらに、「映画は映画館で見るに限ります」と従来の映画鑑賞への絶対的な支持を声高に表明。客席から再び大きな喝さいを浴びた。
シネマコンのステージでNetflixが糾弾されたのは、今回が初めてではない。2017年には米ソニー・ピクチャーズのトム・ロスマン会長が、ドゥニ・ビルヌーブ監督の「ブレードランナー 2049」のフッテージ上映後、これこそ映画館の大スクリーンで見るべき映画だと言わんばかりに「くたばれNetflix!」と吐き捨て、大きな話題を呼んだ。
第91回アカデミー賞でNetflix映画「ROMA ローマ」(アルフォンソ・キュアロン監督)が3冠に輝いたのをきっかけに、スティーブン・スピルバーグ監督がアカデミー賞からNetflix作品を締め出すためのルール変更を提唱するなど、ストリーミングサービス各社と劇場興行主の間で摩擦が激化するなかでのシネマコンとあって、閉幕までにまだ何かしらのハプニングが巻き起こりそうだ。
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