MOOSIC LAB4冠達成! 徳永えり×現役OL監督「月極オトコトモダチ」6月8日公開
2019年4月4日 19:00

[映画.com ニュース] 音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)」2018年度の長編部門でグランプリほか4冠に輝いた「月極オトコトモダチ」が、6月8日から劇場公開されることが決定。あわせて、等身大のアラサー編集者を演じた徳永えり、“レンタル友達”役に挑んだ橋本淳を写し、「恋愛感情を飛び越えろ。」というコピーが添えられたポスタービジュアルがお披露目された。
その完成度の高さから、第31回東京国際映画祭スプラッシュ部門にも出品された本作は、現役OLでもある異色の映画監督・穐山茉由(あきやま・まゆ)の長編デビュー作。徳永と橋本のほか、芦那すみれがミュージシャン役として出演し、BOMI名義で主題歌も担当。映画初出演を果たした人気モデルの野崎智子、劇団「□字ック」の主宰・山田佳奈、師岡広明、三森麻美ら多方面で活躍するキャスト陣が脇を固めている。
WEBマガジン編集者の望月那沙(徳永)は、あるきっかけで「男女関係にならないスイッチ」を持つと語る柳瀬草太(橋本)と出会う。彼の正体は、依頼主に雇われた“レンタル友達”。那沙は柳瀬を題材に、ある検証を試みようとする。一方、那沙のルームメイトの珠希(芦那)は、音楽を通じて柳瀬と距離を縮めていく。

主演を務めた徳永は「“男女の友情は存在するのか”という答えの無い答えこそ、この作品の面白さ」と話しつつ「那沙と柳瀬の、アンバランスなバランスの良さがとても可愛らしくいじらしい。ややこしいオトコとオンナの揺らぎを、心をざわざわさせながら楽しんでいただけたら嬉しいです」とアピール。演劇界で高い人気を誇る橋本は「同年代が中心となって創作したこの映画、私にとっても思い入れの深い作品です。一風変わった、新たな変愛? 恋愛映画です。男女の友情をテーマに幅広い層に響く作品と思っておりますので、ぜひ大切な方や、友達と一緒に、もちろん単独でも、映画館へ足を運んでくれたら幸いです」と語っている。
「人はいつから、どうやって友達になるんだろう」という疑問から、本作をスタートさせた穐山監督。「『男女の友情』という永遠の謎と『レンタル友達』という変わったビジネスを辿りながら、型にはまらない人と人との生きた距離感を映像で表現したいという思いでつくりました。人間関係のように、見た人によって受け取り方の変わる不思議な映画のようです。劇場を出た後の議論も含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。少しでもたくさんの人の、“今”の“私”の物語になりますように」とコメントを寄せている。
「月極オトコトモダチ」は、6月8日から東京・新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺、イオンシネマ板橋ほか全国順次公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ