石原さとみ、レストランオーナーに！　福士蒼汰＆志尊淳と共闘

1999年から2003年にかけて、小学館の漫画雑誌「週刊スピリッツ」で連載された佐々木倫子氏の人気コミックをドラマ化。主人公の黒須仮名子は、「ロワン・ディシー（この世の果て）」という名のレストランを開店させる。しかし、繁盛させる気など毛頭なく、「心ゆくままにお酒と食事を楽しみたい」という己の欲求を満たすためだけに店を開いた変わり者。そんな「オーナーの、オーナーによる、オーナーのための店」で仮名子に振り回されながらも、欠点を抱える従業員たちが力を合わせて奮闘し、やがて居場所を見つけていくというポジティブな物語を、極上の笑いと“人生を生き抜くヒント”をちりばめ描き出す。

独特のバイタリティと魅力を秘めた仮名子役を務める石原は、「こんなにもツッコミどころの多い役柄は久し振りです！　その時の気分で本音を言いまくる最高に自由な生物、黒須仮名子をとことん楽しんで演じていきたいと思います」と意気込みを語る。「原作ファンの皆様、そしてまだこの原作を読んだことがない方にも、『諦観の笑み』を習得してもらえるよう、頑張りたいと思います」とアピールした。

仮名子が店にスカウトした、笑顔が苦手なシェフドラン（上級ウェイター）・伊賀観（いが・かん）役は、映画「BLEACH」「旅猫リポート」など主演作が相次ぐ福士。「石原さん演じるオーナー仮名子の言葉が笑えたり、胸に突き刺さったり、言葉の力がある作品でもあると思います。ぜひレストラン経営の一員になったつもりで彼女の声を聞いてみてください。自分もこのドラマに登場する、人・料理・空気を愛してもらえるように演じていきたいと思います」とメッセージを託した。

さらに、「HiGH&LOW THE WORST」が控える志尊が、元美容師見習いで無邪気なコミドラン（ウェイターアシスタント）・川合太一を体現。そのほか、勝村が牛丼屋で5年働いていたという経歴を持つ小心者の店長・堤計太郎、段田が在籍した店が次々とつぶれる不運の天才シェフ・小澤幸應、岸部が資格取得を趣味にする元銀行役員のソムリエ・山縣重臣に扮し、脇を固める。

「Heaven？　ご苦楽レストラン」は、7月から毎週火曜午後10時にTBS系で放送される。