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佐野史郎&ヴィヴィアン佐藤氏、尾道街歩きイベントで「東京物語」ロケ地めぐり

2019年3月24日 13:27

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尾道を舞台にした名作のロケ地を散策
尾道を舞台にした名作のロケ地を散策

[映画.com ニュース]「尾道映画祭2019」の企画「映画の街・尾道の歴史と文化を歩く」が3月23日行われ、俳優の佐野史郎、映画評論家のヴィヴィアン佐藤氏が一般参加者約30人とともに尾道の街を散策した。

尾道映画祭では「まち全体で楽しむ映画祭」をコンセプトに、映画上映を中心に、音楽、対談企画、小学生や大学生による映画ワークショップなど、様々なイベントを開催。この街歩きイベントは「映画を通じ、歴史と文化を掘り起こし、その魅力を発信したい」と尾道市が企画した。

NHK人気番組「ブラタモリ」尾道編(2017年放送)で案内役を務めた尾道市・学芸員がナビゲート。佐野が島根出身ということで、島根と尾道を結ぶ「出雲街道」からスタート。国宝「浄土寺」、尾道を象徴する常夜灯がある「住吉神社」、小津組が宿泊したことで有名な「竹村屋本館」など小津安二郎監督の名作「東京物語」のロケ地を始め、街に残る埋め立ての痕跡、かつて映画館で賑わった通りなどを巡った。

「尾道には10年間のうちに5、6回は来ている。尾道は、小津安二郎監督の『東京物語』や大林宣彦監督の尾道三部作の舞台。『東京物語』の当時の風景がそのまま残っていることが素晴らしい。自分とっては『雪女』(杉野希妃監督)では実際に尾道で映画を撮ったというのも大きい経験になった」と話していた佐野。散策中は学芸員の説明に熱心に耳を傾け、「東京物語」の知られざるロケ地跡などではカメラで撮影もしていた。

約2時間半に及ぶ散策を終えた佐野は「楽しかったですね。尾道の街の歴史だけでなく、映画の聖地としての歴史も詳しく教えていただいた。尾道には江戸時代から劇場があり、それが映画館になったという話も興味深かった。歴史を伝えることと、映画を撮るということがオーバーラップして感じられた」と振り返っていた。

尾道観光大志(大使)を務めるヴィヴィアン佐藤氏は年に5、6回は尾道に来ているという。「何度も来た場所でも、ガイドさんに教えていただくと、見え方が変わる」と話していた。2人はその後、「おのみち映画資料館」で対談イベントも行った。

「尾道映画祭2019」は24日まで開催。

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