イケメン勢揃いの「ある少年の告白」 L・ヘッジズが美少年と恋に落ちる本編映像入手
2019年3月21日 10:00
[映画.com ニュース]若手注目株のルーカス・ヘッジズが主演し、ニコール・キッドマンとラッセル・クロウが共演した映画「ある少年の告白」の特別映像を、映画.comが先行入手した。大学生ジャレッド(ヘッジズ)が、カナダ出身の注目俳優セオドア・ペレリン扮する美少年ゼイビアと恋に落ちる瞬間を切り取っている。
2016年に発表され、米ニューヨーク・タイムズ紙によるベストセラーに選ばれるなど、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の実話を映画化。俳優や監督として活躍するジョエル・エドガートンがメガホンをとり、第76回ゴールデングローブ賞では主演男優賞と主題歌賞にノミネートされた。アメリカの田舎町で、牧師の父マーシャル(クロウ)と母ナンシー(キッドマン)の愛情を受けて育った息子ジャレッド(ヘッジズ)。彼はある出来事がきっかけで、自分は男性が好きだと気付く。しかし、息子の告白を受け止めきれない両親が勧めたのは、同性愛を“治す”という矯正セラピーへの参加だった。
旬のイケメンキャストが結集した本作で初主演を飾るのは、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」で20歳にして第89回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、「レディ・バード」「スリー・ビルボード」など話題作への出演が相次ぐヘッジズ。映画界から引っ張りだこの演技派として、着実にキャリアを積み重ねている。また、主題歌「Revelation」を手掛けたトロイ・シバンは、テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデという大物アーティストとコラボレーションしているシンガーソングライター。ジャレッドが施設で出会うゲイリー役で出演も果たしており、フェンス越しに美しくも物憂げな表情を見せている。
さらに「Mommy マミー」「たかが世界の終わり」で知られる、カリスマ的人気を誇る映画監督のグザビエ・ドランは、影のある青年ジョンに扮し、貴重な俳優としての一面を披露している。「女王陛下のお気に入り」「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」に出演し、イギリスが誇る演劇学校の名門で学んだジョー・アルウィンは、複雑さを抱えるヘンリー役を担当。テイラー・スウィフトと交際中であることも話題を集めており、端正な顔立ちと確かな演技力で、強い存在感を放っている。
本編映像には、妖艶な魅力を持つ少年ゼイビアの姿を活写。「きっと神は僕を試すため、つらい思いをさせるんだ」と葛藤を打ち明けるジャレッドに、「自分自身が神なんだよ」と優しく声をかけるゼイビア。2人の青年がお互いへの理解を深め、恋心が芽生える様子がみずみずしく映し出されている。「ある少年の告白」は、4月19日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開。