ヌーベルバーグの継承者、フィリップ・ガレル中期代表2作の予告編公開
2019年3月19日 16:00
[映画.com ニュース]ヌーベルバーグ以降のフランスを代表する映画監督フィリップ・ガレル中期の代表作2作品の予告編とビジュアルが公開された。
映画監督とその妻の女優が、愛の終わりとその持続について苦悩し語り合う、日本初公開の「救いの接吻」(89)とフィリップ・ガレルが元恋人ニコの急逝直後に製作した、私的なラブストーリー「ギターはもう聞こえない」(91)の2作。
予告編は、モノクロ作品「救いの接吻」で映画監督のマチューとその妻ジャンヌ、そして息子のローが海辺を歩く姿を捉えた長廻しの1カットで始まる。マチューはフィリップ・ガレル本人、そして妻ジャンヌはガレルの公私共にパートナーであるブリジット・シィ、そして、息子のローは、現在でも俳優として活動する2人の実子ルイ・ガレルが演じている。続く「ギターはもう聞こえな」は、海辺の町で共同生活を送るジェラールとマリアンヌ、マルタンとローラの2組のカップルを巡る物語。ヨハンナ・テア・ステーゲ演じるマリアンヌ、ミレーユ・ペリエ演じるローラが語り合う美しいシーンが切り取られている。
「救いの接吻」「ギターはもう聞こえない」は、4月27日から東京都写真美術館ホールほか全国順次公開。また公開期間中は、ガレル監督の「孤高」「自由、夜」の35ミリフィルム特別上映も決定した。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー