「ヴェノム」脚本家、YAファンタジー小説「Ferryman」映画化で長編初監督
2019年3月11日 21:30

[映画.com ニュース] 大ヒットマーベル映画「ヴェノム」や「ウォルト・ディズニーの約束」「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を手がけた脚本家ケリー・マーセルが、スコットランド出身の作家クレア・マクフォールの小説「Ferryman」を映画化する新作で、長編監督デビューを飾ることがわかった。米レジェンダリー・エンタテインメントが原作の映画化権を獲得しており、マーセルが自ら脚本を執筆する。
米Deadlineによれば、2013年にイギリスで出版されたマクフォールのデビュー小説「Ferryman」は、ギリシャ神話に出てくる冥府の河の渡し守「カロン」を、現代に登場させたようなYAファンタジーだという。スコットランドの荒野を走る列車が事故を起こし、ひとりだけ生き残った少女ディランは、亡霊たちがさまよう土地で彼女を待っていたトリスタンという不思議な少年と出会う。現世からあの世へ橋渡しをする役目を担ったトリスタンだが、旅をする過程で2人は恋に落ちるという物語のようだ。
原作はイギリスよりも15年6月に出版された中国で大ベストセラーとなり、同年10月には中国語オンライン書店「当当網」に書き込まれたレビューが9万件に達し、フィクション部門のトップ10に2年間ランクインした。マクフォールは17年に第2部「Trespassers(原題)」を出版し、こちらも中国で大ヒットを記録。最終巻となる第3部も今春に刊行予定だ。
長編初メガホンをとるマーセルは本作のほかに、脚本家としてトム・ハーディ主演「ヴェノム」続編や、エマ・ストーン主演のディズニー映画「クルエラ」などの新作を抱えている。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース




【ディズニープラス 5月ラインナップ】「SW キャシアン・アンドー」「名探偵コナン」「スパイダーマンNWH」大型連休に楽しみたいエンタメ話題作が目白押し
2025年5月1日 11:00


映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)