史上最凶の副大統領に“師”がいた!「バイス」キャスト、監督が語る特別映像
2019年3月10日 17:00

[映画.com ニュース] 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のスタッフとキャストが再結集した映画「バイス」から、スティーブ・カレル演じる共和党の下院議員ラムズフェルドにフィーチャーした特別映像が公開された。
本作は、ジョージ・W・ブッシュ政権をイラク戦争に導いたとされる“影の最高権力者”元米副大統領ディック・チェイニーの半生と暗躍を描いた社会派エンタテインメント。約半年かけて体重を約20キロ増量させたクリスチャン・ベールが、20代から70代のチェイニーを演じた。第91回アカデミー賞では作品賞をはじめ計8部門にノミネートし、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。
1968年、米ワシントンD.C.で連邦議会のインターンシップに参加したチェイニーは、そこでラムズフェルドと出会う。型破りなスピーチを気に入り、彼のもとで働き始めたチェイニー。ラムズフェルドは権力を巧みに操る男で、まもなくリチャード・ニクソン政権の大統領補佐官に就任する。
ラムズフェルドに「口は堅く」「指示を守れ」「忠実であれ」という部下としての3カ条を叩き込まれたチェイニーは、権力に身を捧げることを決意する。カレルは「きっとチェイニーは彼のようになりたかったんだ。2人は似た者同士さ。知能が高く、強い動機を持ち、非情な男たちだ」と分析する。不敵に笑う2人の姿が映し出され、アダム・マッケイ監督は「彼らに共通の信念はなさそうだ。この男は善悪の物差しで判断しない」と類似点を挙げた。
「バイス」は4月5日から全国公開。
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