宮川大輔=ジャッカル富岡、藤森慎吾=世紀のプレイボーイ! 岡田准一「ザ・ファブル」本予告完成
2019年3月7日 08:00
[映画.com ニュース] お笑い芸人の宮川大輔と藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が、南勝久氏による人気漫画を岡田准一主演で実写化する「ザ・ファブル」に出演していることがわかった。2人が演じることになったのは、原作の人気キャラであるジャッカル富岡と、“世紀のプレイボーイ”こと河合ユウキ。あわせて、アクションシーン満載の本予告映像(https://youtu.be/5i9LkF-k468)もお披露目された。
単行本累計部数320万部突破し、2017年の講談社漫画賞(一般部門)を受賞した漫画を実写化。裏社会で「天才的な殺し屋」として暗躍し、“寓話”を意味する英語「ファブル」のあだ名で恐れられる主人公が、「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人として普通の生活を送る。殺しは禁止」というミッションに挑む様子を、コミカルかつシリアスに描く。数種の武術・格闘技インストラクター資格を持つ岡田が、無敵の殺し屋・ファブルに扮し、木村文乃、佐藤浩市、山本美月、福士蒼汰、安田顕、柳楽優弥、向井理、佐藤二朗といった豪華キャストが結集している。
宮川が演じるジャッカル富岡は、いつも無表情なファブルが唯一爆笑してしまうお笑い芸人。「伝説の殺し屋が唯一爆笑する芸人役ということで、その重要さを受け止め、魂を込めて演じました」と振り返る宮川。撮影全体の終盤に現場へ参加したようで「先にアップしたキャストの皆様のバトンをつなぐ気持ちでやらせていただきました。衣装は上半身が裸にネクタイだけなので腹が出ていた方が面白いと考え、前日には特盛3杯食べて出来る限りの役作りをしました」と語っている。
藤森扮する河合は、ファブルの相棒・ヨウコ(木村)がバーで出会う客。「チャラ男あるある」を駆使して口説こうとするものの、お酒が大好きなヨウコにもてあそばれた挙句、潰されてしまうという憎めないキャラクターだ。「ヨウコ役の木村文乃さんとの共演で、終始ドキドキ、大興奮の現場でした! その木村さんに鼻にピスタチオを詰めていただけるというのは、たまらない経験でした! 両方の鼻にピスタチオを詰められて、片方だけ落ちるという難しい撮影もあったので、木村さんとは入念にリハーサルをしました!」と述懐しつつ「そんな河合の滑稽な様子に、笑ってもらえたら嬉しいです!」とアピールしている。
本予告では、ボス(佐藤)の命令によって普通の生活を満喫し始めたファブルが、初めて出会った“普通”の女性・ミサキ(山本)を“誰も殺さずに救出する”というミッションに挑む様子を活写。また、アルバイトをするなかで「ハッピーな迫力がある」というイラストの才能もあることが明かされている。
「ザ・ファブル」は、6月21日から全国公開。