「映画ドラえもん」“大人になった子どもたち”の郷愁誘うムーンビジュアル6種公開
2019年2月26日 15:30

[映画.com ニュース] 「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の新ビジュアルとして、物語の舞台である月が象徴的に描かれた「ムーンビジュアル」6種が公開された。
「映画ドラえもん」シリーズの第39弾となる今作は、直木賞作家・辻村深月氏が脚本を執筆し、月が舞台の冒険ストーリーを紡ぐ。月のウサギの存在を主張するも、みんなから笑われてしまったのび太は、ひみつ道具を使って月の裏側にウサギ王国を作ることを思いつく。不思議な転校生ルカとともにウサギ王国を訪れたのび太らは、エスパルと呼ばれる子どもたちと交流を深めるが、エスパルとルカが謎の宇宙船に捕らえられる事件が発生する。
ムーンビジュアル6種は、クリエイティブディレクターでコピーライターの尾形真理子氏、アートディレクターの藤田誠氏、イラストレーターの吉實恵氏が、辻村氏の脚本にインスパイアされ「大人になったすべての子どもたちへ」をテーマに制作。ドラえもん、のび太らが、強い覚悟を胸に“ある場所”へ向かう場面を描いており、アクリル絵の具の柔らかなタッチと、「道は違っても、同じ光を見上げている。」「万有引力があるんだね。離れてたって友だちには。」などのキャッチコピーがノスタルジックなムードを漂わせる。
辻村氏は、「映画の中盤、のび太たちは、冒険の旅に出るための、その覚悟と勇気を試されるシーンがあります。大人なら誰でも、子ども時代に一度は、親にも黙って何かをそっと決意した日があるはずです。本当は不安だけど、心配をかけたくないから『大丈夫?』と聞かれても『うん』と答えたあの日や、友達との秘密を守ろうと決めた時の気持ち。誰かのために、自分のために、ひそかに強く、一歩大人になる決意をしたその夜のことを思い出しながら、皆さんにも映画の中のみんなを応援してもらえたら、とてもうれしいです」とコメントを寄せている。
広瀬アリス、柳楽優弥、吉田鋼太郎、中岡創一(ロッチ)、高橋茂雄(サバンナ)がゲスト声優を務める「映画ドラえもん のび太の月面探査記」は3月1日から公開。ムーンビジュアルは、新宿駅(メトロプロムナード)、六本木ヒルズ(メトロハットほか)、二子玉川駅(東急田園都市線大井町線構内)に3月4日まで掲出されている。
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