最低映画の祭典ラジー賞発表!トランプ米大統領が前人未到の快挙達成
2019年2月25日 07:30
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[映画.com ニュース] 最低映画の祭典ラジー賞こと第39回ゴールデン・ラズベリー賞の結果が、アカデミー賞授賞式前夜の2月23日(現地時間)に発表された。ワースト作品賞に輝いたのは、ウィル・ファレルとジョン・C・ライリー共演のコメディ「ホームズ&ワトソン(原題)」。同作は作品賞のほか、ワースト助演男優賞、ワースト監督賞、ワースト・リメイク/パクリ/続編賞など9部門中4部門で最多受賞となった。
しかし今年の目玉は何といっても、アポなし突撃取材で知られるドキュメンタリー監督マイケル・ムーアの「華氏119」などに本人として登場したドナルド・トランプ米大統領が、ジョン・トラボルタやジョニー・デップら常連を抑えてワースト主演男優賞の栄冠を手にしたことだろう。現役の大統領としてはもちろん初めてとなる快挙を成し遂げたトランプ大統領は、加えて映画のなかの最悪の組み合わせを選出するワースト・スクリーンコンボ賞も受賞。同氏の右腕として知られるケリーアン・コンウェイ大統領顧問も、同じく本人としての出演にかかわらずワースト助演女優賞に輝いた。
また、ラジー賞名物の「名誉挽回賞(Razzie Redeemer Award)」は、「パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)」でワースト主演女優賞にノミネートされながらも、批評家から絶賛を浴びた「ある女流作家の罪と罰」で素晴らしい演技を披露し、新境地を開拓したメリッサ・マッカーシーに贈られた。
第39回ゴールデン・ラズベリー賞の受賞結果は以下の通り。
「ホームズ&ワトソン(原題)」
ジョン・C・ライリー(「ホームズ&ワトソン(原題)」)
ケリーアン・コンウェイ(本人として)(「華氏119」)
「ホームズ&ワトソン(原題)」
イータン・コーエン(「ホームズ&ワトソン(原題)」)
「フィフティ・シェイズ・フリード」
メリッサ・マッカーシー
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