華氏119

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華氏119
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解説

アメリカの銃社会に風穴を開けた「ボウリング・フォー・コロンバイン」や医療問題を取り上げた「シッコ」など、巨大な権力に対してもアポなし突撃取材を敢行するスタイルで知られるドキュメンタリー監督のマイケル・ムーアが、アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプを題材に手がけたドキュメンタリー。タイトルの「華氏119(原題:Fahrenheit 11/9)」は、トランプの大統領当選が確定し、勝利宣言をした2016年11月9日に由来。ムーア監督の代表作であり、当時のジョージ・W・ブッシュ政権を痛烈に批判した「華氏911(Fahrenheit 9/11)」に呼応するものになっている。16年の大統領選の最中からトランプ当選の警告を発していたムーア監督は、トランプ大統領を取材するうちに、どんなスキャンダルが起こってもトランプが大統領の座から降りなくてもすむように仕組まれているということを確信し、トランプ大統領を「悪の天才」と称する。今作では、トランプ・ファミリー崩壊につながるというネタも暴露しながら、トランプを当選させたアメリカ社会にメスを入れる。

2018年製作/128分/G/アメリカ
原題:Fahrenheit 11/9
配給:ギャガ

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(C)Paul Morigi / gettyimages (C)2018 Midwestern Films LLC 2018

映画レビュー

3.028年前のフリントの時から

ローチさん
2019年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ブッシュ再戦を阻止するために製作した「華氏911」よりこちらのほうが優れた作品だ。911の方は、アメリカがおかしくなった原因はブッシュにあると批判した作品だった。しかし、「華氏119」はより広い視点でトランプ政権誕生という現象を捉えている。911の方は、ブッシュが原因だと言うばかりだったが、119でマイケル・ムーアはトランプが原因だと言っていない。むしろ、格差などの放置が原因でトランプ政権誕生は、その「結果」なのだと言っている。アメリカメディアがトランプの批判に終始して、本当に報じなければいけないことをおろそかにした結果、地方が荒廃し、エスタブリッシュメントへの怒りがトランプ政権を誕生させた。ムーアの故郷、フリントの惨状を目を覆わずにいられないが、彼がフリント窮状を取り上げたのは、28年前の「ロジャー&ミー」の頃だ。民主党も共和党もその間有効な手立てが打てなかった。トランプ批判とともに既存エスタブリッシュメント批判も忘れていない作品だ。

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ローチ

4.0こんなに共感できるM.M.ドキュメントって。

MPさん
2018年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

アポなし取材を売りにしてきたマイケル・ムーアの最新ドキュメントは、ところどころいきなり体当たりを食らって戸惑う取材対象者の様子を映し出すものの、主眼は変わらず意図的で鋭い現状分析。誰もがヒラリーの勝利を疑わなかった前の大統領選挙の"嵐の前"の静けさと愚かさ、トランプが爆走する中、民主党内に巣くう共和党よりもコンサバな組織倫理、そして、最も強烈なオバマの裏切りetc、ムーア自身の稼働力の衰えは隠せないものの、こんなグローバルな時代に於いても、まだまだ外国にまでは伝わってこない別角度からのアメリカを教えてくれる。中でも、クラスメートの多くを学内テロで失った高校生たちが決起し、銃規制の重要性を訴える映像は、ムーアお得意の演出と構成力とは無縁の、今のアメリカの病理と再生への可能性を実感させて、思わず胸が熱くなる。ダメな現状をぶち壊し、信じられる未来へ歩み出たい!こんなに共感できるマイケル・ムーア・ドキュメントはかつてなかったかも知れない。

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共感した! (共感した人 20 件)
MP

4.0中間選挙への影響に注目!

AuVisさん
2018年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

マイケル・ムーアは「華氏911」で同時多発テロをめぐるブッシュ政権の有り様を徹底的に批判し、ブッシュの再選を阻もうとしたが、残念ながら選挙に大きな影響を与えることはなかった。そのリベンジというわけでもないだろうが、トランプ勝利を事前に予言していたムーアが、今度はトランプ再選を占う11月の中間選挙に「華氏119」をぶつけてきた。本作を見ると、トランプを担いだ共和党もひどいが、若者や労働者層に人気のあったサンダース候補をおよそ民主的とは言えない方法で葬った民主党の駄目さ加減にも悲しくなる。2年前、民主党は負けるべくして負けたのだ。

ただし、本作は希望を持てる要素もしっかり取り上げる。銃規制の問題を大人に任せられないと立ち上がり全米規模のムーブメントを起こした高校生たちと、新人女性候補者たちの躍進だ。MeTooやテイラー・スウィフトの民主党支持表明も追い風に見えるが、さてどうなるか。

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AuVis

4.0現代アメリカの状況をわかりやすく解き明かす語り口に興味が尽きない

2018年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

怖い

知的

トランプ政権に異を唱える一作であることは確かだが、「打倒トランプ」以上に、現代アメリカがどのようなダイナミズムに呑み込まれているのかをマイケル・ムーアなりの視点で見つめた映画といった印象も強い。メディアで繰り返し扱われてきた「トランプ」ネタのリサイクルはせず、ムーアならではの思いがけないところからトピックスを切り出し、その過程を入念に辿ることでこの国の現在を見つめようとする。

例えば「水」をめぐる問題はあまりに深刻だ。こんなこと許されていいのかと腸煮えくり返る思いがする。適切に対処してこなかった政治への怒りは当然だし、そういった意味では共和党への糾弾以上に、民主党や政治力学のそのものにもムーアの鋭い矛先が向けられるのが特徴的。狂ってしまった羅針盤を元に戻そうとする人々のムーブメントにも焦点を当てつつ、「なぜこんなことになったのか?」と観客に問い続けるムーアの語り口に興味の尽きない一作だ。

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ぐうたら
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