戸田恵梨香、大原櫻子に“愛”のビンタ「痛くならないよう緊張した」
2019年2月23日 16:30

[映画.com ニュース] 女優の戸田恵梨香と歌手の大原櫻子が2月23日、ダブル主演映画「あの日のオルガン」の公開記念舞台挨拶を共演の田中直樹(ココリコ)、平松恵美子監督とともに東京・新宿ピカデリーで行った。
2人が演じたのは、第2次世界大戦中に保育園の園児53人を疎開させた実在の名もなき保母(現保育士)。戸田は、大原との初共演に「ちっちゃいしかわいいし、フワフワした感じ。保育園に体験に行った時、ニッコニコで走り回っているサクちゃんを見て、元気なフレッシュな子。現場でも、子どもたちと同じ目線で見ている太陽のような子でした」と称えた。
対する大原は、戸田にビンタされるシーンに言及。「リハーサルはフリだけで、いざ本番で受けた時に、傷つくと同時に愛情を感じるんだと思い、カットがかかった瞬間、わぁ~ってなった」と戸田に抱きつくそぶりを見せた。
これには戸田が、「ビンタや蹴りの経験はあって、もちろんお芝居ですよ。でも今までは相手が男性で、受け方もなれているけれど女性に対しては初めてだったので、変なところに当たらないように、痛くならないようにと思って緊張した」と釈明。だが、平松監督に「当てるか当てないかどうする? と聞いたら、普通にしますよと言っていた」と暴露され、苦笑いだ。
それでも、「戦争があった時代を分かり切ることはできませんが、少しでも知ったことを大事にして次世代に向けて語り継いでいきたい」と意欲。大原も、「幅広い世代の方に見てもらえるし、知っていなければいけない作品だと思う。見終わった後にいろいろと話し合える、その時間も楽しんでほしい」と力強くアピールした。
時代が変わっても続けたいことを聞かれ、ダイビングと答えた戸田は「年に1回は自然を感じる時間がほしい。4~5年前、沈没船を見たことがあって、歴史を海で見る感覚にゾクゾクして感動した」と告白。大原は「去年免許を取ったので、ペーパー(ドライバー)にならないようにしたい。今は家族に隣に乗ってもらっていますが、友達が乗るならヘルメットをかぶると言っていました」と自嘲気味に明かしていた。
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