永野芽郁「キミツキ」撮影現場の床を“光り輝かせた”!? 北村匠海がその理由明かす
2019年2月19日 21:45

[映画.com ニュース]永野芽郁と北村匠海がダブル主演する「君は月夜に光り輝く」の完成披露試写会が2月19日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、永野と北村をはじめ、共演の甲斐翔真、松本穂香、今田美桜、優香、生田智子、長谷川京子、及川光博、月川翔監督が上映前の舞台挨拶に出席した。
第23回電撃小説大賞(KADOKAWA)で大賞に輝いた佐野徹夜氏の同名デビュー作を実写映画化。死期が近づくにつれて肌が光るという原因不明の“発光病”を患うまみず(永野)と、彼女の願いを代わりに実行し、その感想を伝える「代行体験」を行うことになった高校生・卓也(北村)の姿を描く。北村は、初共演となった永野の演技について問われると「すごい!」と即答。「僕が演技を受け取ろうとせずとも、綺麗に投げてくれる。そして、そのボールを僕が投げると溶け込むように吐き出してくれる。不思議な感覚で芝居をしていました」と振り返った。
特に印象に残っていたのは、屋上を舞台にしたシーン。「立ち位置を確認する段取りの時点で、芽郁ちゃんが熱い演技をしていて。終わった時に周りを見たら、スタッフさん全員が号泣していました。カメラマンさんも泣きながら撮っているほど。愛や思い入れが深い現場だった」と振り返ると、月川監督は「冷静に見ようとしていたんですけど……ちゃんとした監督であれば、カットをかけた後に『今の良かったよ』『次はこうしてみようか』と言いに行くと思うんですが、嗚咽(おえつ)しちゃって何も言えなくて」と告白。永野もその光景を覚えていたようで「(月川監督が)すごい勢いで走ってくるから『もう1回やらなきゃいけないのかな?』と一瞬考えたんです。そしたら真顔で目を見られて『何も言えねぇ』と言って、いなくなる(笑)」と語っていた。
タイトルにちなみ“光り輝いたエピソード”を披露することになると、月川監督は「私たちの涙が現場の床に光り輝く」とフリップを掲げて「永野さんの下の床にも涙がたまっていたんですけど、モニターの周りもスタッフの涙で光っていた」と述懐し、改めて永野の熱演を称賛。そして「子どもの笑顔」(長谷川)、「ゲームをしている時」(優香)、「家にいる時」(松本)、「ドローンの撮影」(甲斐)、「紙パックのお茶」(今田)「女子トークをしている時」(生田)、「(寿司の)ヒカリモノ」(及川)と自らを“光り輝かせる”ものが出揃うなか、北村は「磯遊び」という風変わりな答えを示した。
「小さい頃、フナムシが密集している場所に水をかけるのが大好きだった。(ペットボトルを利用した)追い込み漁とかもやっていましたよ。今でも僕が一番光輝く場所は、磯」と明かすと、永野は「いつか追い込み漁をやっている動画を見せてほしい」とリクエスト。そんな永野は「空気」と回答し「空気が綺麗な場所に行くとテンションが上がるんです。それとカメラを向けてもらって、挨拶をしている“今”の状況。普段はできないことですし、こういう空気にも敏感に反応する。だから“今”光輝いています」と話していた。
「君は月夜に光り輝く」は、3月15日に全国で公開。
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