衝撃の結末に絶望する「ザ・バニシング」場面写真公開 キューブリック3回鑑賞
2019年2月14日 06:00

[映画.com ニュース] 約30年の時を経て、日本で劇場初公開となるサイコサスペンスの金字塔「ザ・バニシング 消失」の場面写真が公開された。奇妙な世界へと誘われるかのような、不穏なビジュアルとなっている。
巨匠スタンリー・キューブリックが3回鑑賞し、「これまで見たすべての映画の中で最も恐ろしい映画だ」と絶賛した本作。絶望的な衝撃の結末が話題を呼び、1988年の公開から時間が経った現在も米批評家サイト「Rotten Tomatoes」で98%(2月13日時点)という高評価を獲得している。失踪した恋人サスキアの行方を追い、執念と亡霊に取り憑かれたかのように次第に精神を病んでいくレックスと、自分の異常性と正常性を立証したいという欲求から、ある歪んだ“実験”に手を染めるレイモンの物語を紡ぐ。
場面写真には、レイモンのメガネにサスキアが写り込んでいるという不気味なビジュアルが。さらに、トンネルにぽつんと佇むサスキアの姿をとらえた、物語を象徴する1枚もとらえられている。あわせて、レックスが街中に貼り出すサスキア捜索ポスターもお披露目。このデザインをモチーフにしたB4サイズのポスターが、数量限定での特典となることが決定した。2月16日からは、公開劇場の窓口とオンラインで販売されふ。
「ザ・バニシング 消失」は、4月12日から東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開。
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