「サムライマラソン」長谷川博己×小松菜奈×森山未來の演技合戦! 緊迫の本編映像入手
2019年2月12日 07:00

[映画.com ニュース] 佐藤健が主演し、米アカデミー賞受賞経験のある製作陣が結集した映画「サムライマラソン」の本編映像を、映画.comが先行入手した。長谷川博己、小松菜奈、森山未來の豪華3ショットをとらえており、場を包み込んだ緊張感がひしひしと伝わってくる内容になっている。
“日本のマラソンの発祥”とされ、160年以上にわたり語り継がれている史実「安政遠足(あんせいとおあし)」が題材。時は幕末、迫る外国の脅威に備え、安中藩主・板倉勝明は藩士を鍛えるため、十五里(約58キロ)の山道を走る遠足を開催する。しかし、これが行き違いにより幕府への反逆とみなされ、藩士不在の城に安中藩とり潰しを狙う刺客が送り込まれた。ただひとり危機を知った忍び・唐沢甚内(佐藤)は、愛する者のため、仲間のため、計画を阻止するべく走りだす。

「ラストエンペラー」のジェレミー・トーマス氏がプロデューサーを務め、「キャンディマン」のバーナード・ローズ監督がメガホンをとったビッグプロジェクト。本作が目指したのは「日本語の微妙なニュアンスがわからずともストレートに届く作品」であり、キャスティングに関しては、演技に“伝える力”のある俳優にオファーすることが必須条件だった。安中藩主・板倉勝明に扮した長谷川、勝明の娘・雪姫役の小松、雪姫との結婚を目論む辻村平九郎を演じた森山も、この“伝える力”を認められた形でオファーを受けていた。
本編映像は、長谷川らの演技合戦ともいえるようなシーンを活写。雪姫の描いた絵画を目にし、その腕前を称賛した勝明だったが、黒船の絵を目にした途端、表情は一変。黒船の脅威に揺れる幕府に不満を抱いていた勝明は、雪姫の目の前でその絵を燃やしてしまう。やがて、江戸へ出て絵画の勉強をし、いずれは異国へ渡りたいという雪姫の思いをよそに、藩主の娘としての使命を果たさせるため、重臣の息子・辻村との結婚を持ちかける。顔を歪めたままうつむく雪姫の悲痛な姿をとらえたところで、映像は締めくくられている。

1月21日に行われた完成披露イベントでは、キャスト陣が“台本よりアドリブを奨励する”バーナード監督ならではの独特な撮影法に翻ろうされたことを明かしていた。そんななか。自由な現場を一番楽しんでいたのが「僕と長谷川さん」だったと告白した森山。さらに長谷川が重要なシーンの撮影で台本にはないセリフを放ち、そのアドリブによって全体のスイッチが入ったというエピソードも披露。キャストたちは、互いを刺激し合いながら、あらゆる場面で演技合戦を繰り広げていたようだ。
「サムライマラソン」は、2月22日から全国で公開される。
(C)“SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners
関連ニュース






重岡大毅×上白石萌音、約9年ぶりの再共演で魅せたあうんの呼吸「『この人に付いて行こう』と思った」【「35年目のラブレター」インタビュー】
2025年3月7日 17:00
映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

シリーズ未見の人が観たら…
【大好きなやつでした】不覚にも“秒”で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【社会現象「パラサイト 半地下の家族」の次はこれ】“超痛快逆襲エンタメ”でアドレナリン全開
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画料金2000円は高すぎるだろ!!!!
【…というあなたに】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)