登坂広臣の絵は「ひどい」!? イラスト公開に中条あやみがポツリ
2019年1月24日 22:15
[映画.com ニュース] 中島美嘉の楽曲を映画化した「雪の華」のジャパンプレミアイベントが1月24日、都内で行われ、主演を務めた登坂広臣(三代目J Soul Brothers)と中条あやみ、共演の高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一、メガホンをとった橋本光二郎監督が舞台挨拶に出席した。
客席後方のランウェイに主演の2人が登場すると、観客のボルテージは最高潮に。登坂が中条の手を取りエスコートした瞬間、女性ファンの悲鳴のような大歓声が沸き起こっていた。
物語の舞台であるフィンランドでは、夏と冬にロケを実施し、本編の半分ほどを撮影。ときには氷点下20度の屋外で芝居することもあっただけに、登坂は「本当に寒いところでした。監督に無茶振りをひたすらされて、体にムチを打って(笑)。でも夏と冬の二面性だとか、すごくきれいな街でした」としみじみ振り返った。
これを受け、中条も「朝、おはようの代わりに『モイモイ!』と言ったり。フィンランドの言葉です。言葉を覚えて挨拶を交わすのが楽しかった」とニッコリ。登坂も「モイモイ、言ってたよね。『モーイ!』『モイモイ!』と言ったり。車乗ればモイ、車降りればモイ、ありがとうにもモイモーイ」と語り、顔を見合わせてクスクス笑っていた。
さらに、登壇陣が撮影の思い出をイラストで発表することに。6点の“作品”がスクリーンに映し出されると、中条は「登坂さんの絵、ひどいな~(笑)」とポツリ。登坂は「ちょっと! まあまあうまいでしょ」と抗弁しつつ、「(フィンランドで)サンタの村に行って、サンタの家にも行きました。その絵で、下の2人は俺とあやみちゃんです」と必死に説明した。
一方で中条のイラストには、男性陣から「ドラゴンボールかなにか?」「元気玉?」とツッコミ。それでも「(登坂演じる)悠輔がつくっているガラスの玉です」と話すと、登坂は「うまいなあ……」とため息をついた。続けて、独特のタッチから“画伯”と称される田辺は「僕の絵はもう、見たまんまのあれ。オーロラですよ」と明かし、キャスト陣を爆笑させていた。
また、壇上には中島がサプライズ登場し、映画の出来栄えを「最後の方に『これはすごい』と思ったセリフがあって。うるっとしました」と絶賛。楽曲「雪の華」もしっとり歌い上げ、場内を感動的な空気が包み込んでいた。
「雪の華」は、ガラス工芸家を目指す悠輔(登坂)と、余命1年を宣告された美雪(中条)の切ない恋愛模様が描かれる。2月1日から全国で公開。